ホーム > 三条市立大学

「産学連携実習」で学生と企業の絆を深める

理事長・学長
アハメド
シャハリアル

開学2年目の春を迎えました。振り返っていかがですか。

 昨年はとても充実した1年でした。大学づくりは始まったばかりですが、地元の方々の「自分たちが求めていた大学ができた」という喜びを強く感じました。協力や支援の大きさは大学への期待の表れ。2年目を迎え、思い描いた大学に一歩一歩近づいているのではないかと思います。
 本学は燕三条地域の持続的な発展を見据え、新しいテクノロジーでイノベーションを創出する人材を育てようと、時間をかけて構想を練り上げた大学です。
 学生が不安のない学生生活を送れるようにと地域の企業から寄付金や奨学金の申し出があり、三条市では家賃補助制度も実施しています。1期生82人のうち16人は学生消防隊として地域防災の担い手になりました。学生が地域に歓迎され、なじんでいくという、とてもいい流れでここまで来られたと思います。

貴学ならではの学びについて教えてください。

 1年次は総合科目「燕三条リテラシ」で地域のものづくりを広く浅く学びます。昨年度は、諏訪田製作所、玉川堂などこの地域が誇る企業のトップが講師を務めてくれました。この9月からは「産学連携実習Ⅰ」が始まります。2年次では興味や適性を考慮し、企業を3社選んで2週間ずつ、3年次は1社16週間の実習を行います。今は地域連携キャリアセンターが中心となり、受け入れ先企業約120社と綿密な打ち合わせをしているところです。
 実習で職人の感覚に触れ、ものづくりのプロセス、そして燕三条のものづくりの世界観を学んでほしいです。各企業が培ってきた高度な専門知識や貴重な経験に長く触れることで「ふに落ちる」体験を重ねる。この地域でしかできない学びが始まります。
 また選抜された3・4年生を対象とした株式会社スノーピークによる寄附講座の開設も予定しています。イノベーションを創出するリーダーの養成を目的とした講座で、受講に挑む健全な競争が生まれることにも期待しています。今後は外国人留学生の受け入れも進めていきます。

若い世代へのメッセージをお願いします。

 大人は若い人が夢と希望を追う環境をつくってほしいし、若い人は好奇心を持ったらとことん探求して夢と希望を追ってほしいですね。この大学で学び、燕三条のものづくりの世界観を知る卒業生が希望する進路へ羽ばたく日を楽しみにしています。

Overview [概要]

校舎全体が一目で見渡せる3層吹き抜けの大階段「アカデミックステップ」
◼所在地 〒955-0091 三条市上須頃1341番地(3街区)
TEL.0256-47-5511 FAX.0256-47-5512
◼開学 2021(令和3)年4月
◼学部・学科 工学部:技術・経営工学科
◼学生総数 163人
◼専任教員数 19人
◼ホームページ https://www.sanjo-u.ac.jp