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ヒューマニズムを原点に人材育成・地域貢献

代表取締役社長
小野 貴史

イチゴ栽培事業で新たな展開があったそうですね。

 当社などが出資する「いちごカンパニー」では、発光ダイオード(LED)を使った閉鎖型植物工場でイチゴを栽培しています。2018年にはアメリカのベンチャー企業と提携しました。甘くておいしいイチゴを作る技術やノウハウを提供しています。
 中山間地で廃校になった旧小学校の校舎を再利用し、地域の活性化と新しい農業スタイルを提案するこの事業は各方面から注目されてきました。本業とは違う分野ですが、人口減少・少子高齢化・離農の状況をなんとかしたいと始めた事業です。遠く離れたアメリカの地で1年中いつでも新潟のブランドイチゴが収穫でき、たくさんの人を喜ばせる。そう思うだけでワクワクしてきます。

新型ウイルス禍に負けない明るい話題ですね。

 なかなか出口が見えず、大変な面はたくさんありました。そんな中でもヒューマニズムの方向へ世の中が動いてきたように感じます。どんなにデジタル技術が進歩しようとも、目的は人間の幸せと安心安全です。
 初代萬代橋を設計した古市公威(ふるいちこうい)は「土木工学は真の総合工学だ」という言葉を残しました。今年通水100年目を迎える大河津分水を作った青山士(あきら)は、碑に「人類のため、国のため」と記しました。建設業はハードを造るだけではなく、人の思いを形に変えていく仕事。建設土木の原点はヒューマニズムです。
 当社は和合館工学舎、北陸建設アカデミーなどで次世代の建設産業を担う人材の育成を行っています。米百俵の故事にあるように、新潟にはまず人をつくる地域柄があります。そして海、山、川、平野の全てがあり、厳しい気候もある。建設業で活躍したい人を磨くのにもってこいの県。リカレント教育(社会人の学び直し)を通した人材の育成、地域社会への貢献という果たすべき役割に、これからも取り組んでいきます。

若い世代へのメッセージをお願いします。

 長く人材育成に携わってきましたが、若い人たちは真面目で優しくていい子すぎるような気がします。博士号を取る風土がないのも気になっています。
 異業種から建設業に転職する人に「お金を稼ぎたいんじゃないんです。新潟で活躍したいんです」と言われたことがあります。活躍できる場を用意してあげることも私たちの役割だと感じています。

Overview [概要]

国土を支え、ふるさとを守る
◼所在地 〒959-2646 胎内市西栄町2番23号
TEL.0254-43-2123㈹ FAX.0254-43-3504
◼創業 1888(明治21)年1月
◼事業内容 土木、建築各工事の設計・施工
◼資本金 9,400万円
◼売上高 97億円(2021年5月期)
◼従業員数 195人(2022年3月現在)
◼支店・営業所 本社(胎内)、新潟支店、関東支店、東北支店、東京支店
新発田営業所、さいたま営業所、横浜営業所、長野営業所、
長岡営業所、福島営業所、山形営業所、町田スタジオ
◼グループ会社 オノエンタープライズ株式会社、オノ・キューブ株式会社、
いちごカンパニー株式会社、一般社団法人和合館工学舎、
一般社団法人北陸建設アカデミー、株式会社大久保商店
◼ホームページ https://www.ono-gumi.co.jp/