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高付加価値な製品とサービスで社会に貢献

代表取締役社長
廣田 利明

1936(昭和11)年創立、ものづくりの会社です。

 戦前に自動車板金工業として創立し、大型バスボディーなどの製造を行ってきました。現在はアルミバン、機器収容局舎、特殊車両、産業用洗浄装置など、多様な「箱」のオーダーメイド設計・製造を行っています。
 「社業の発展を通じて社会に貢献する」という経営理念の下、時代のニーズに応えて製品を変えていく姿勢は今も変わりません。よく「かゆい所に手が届く」と言いますが、当社は「かゆい所をかいてあげる」企業風土があります。実にさまざまな業務を行っていますが、そこから派生する事業やメンテナンス業務も含め、お客さまの想像を超える製品やサービスで他社と差別化を図り、高付加価値化を進めています。

社長就任の抱負と、今年のトピックをお話しください。

 私は昨年11月に4代目社長に就任し、社員の共通目的として「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」を策定しました。何か困りごとがあった時、真っ先に声が掛かる「ファースト コール カンパニー」を目指す。ステークホルダー(利害関係者)から認められる会社になる。顧客満足度(CS)と従業員満足度(ES)を共に上げ、経済を豊かにする。そして、企業活動を通し持続可能な社会を築いていく、というものです。
 本年度注力するのは、DXの一環としての設計業務へのAI導入です。導入により業務や作業手順を効率的にシステム化し、月8時間かかっていた図面探索を瞬時に完了させることができます。また、属人化している業務の標準化を図ることも可能となります。
 また社内にエネルギー管理推進委員会をつくりCO2削減に取り組んでいます。昨年4月から9カ月で200トン近いCO2排出削減と約530万円のコストダウンに成功。昨年11月には脱炭素の国際認定「中小企業版SBT認定」を取得しました。今後は2022年度を100とする温室効果ガスを30年までに42%削減することを目標に、全社一丸となって取り組みます。

次世代のリーダーへ望むことは。

 変化の時代にあっても、人の営みは変わりません。変化を恐れずむしろ変化をつくり出す気持ち、そこから新たな価値をつくり出す意欲が、次世代リーダーに求められることだと思います。若い世代には、ものの見方や発想を転換し「変える」スキルを身に付けてほしいですね。それはきっと、決断を下す力になります。

Overview [概要]

本社社屋外観
◼所在地 〒950-0322 新潟市江南区両川1丁目3604番地12
TEL.025-280-7120 FAX.025-280-7146
◼創立 1936(昭和11)年3月 
◼設立 1945(昭和20)年5月
◼事業内容 アルミバンボディ製造・販売、機器収容局舎製造・販売、特殊車両製造・販売、産業用洗浄装置製造・販売 及びメンテナンス
◼資本金 1億円
◼売上高 121億2,500万円(2023年9月期)
◼従業員数 421人(2023年9月現在)
◼支店 東京支店・他札幌から熊本まで全国14拠点
◼グループ会社 ㈱新潟オペレーションサービス・㈱環境プラント技研・㈱ゼネラル・㈱北村TCS
◼ホームページ https://www.kitamurass.co.jp