社会インフラ維持に必要な「ビルメン」の認知度向上を
新型ウイルスも落ち着きを見せてきましたね。
私たちビルメンテナンス(ビルメン)業は、新型ウイルス禍の中でも実直に業務に当たってきました。建物がある限り必要とされる仕事ですが、普通にやって当たり前、あまり評価されない業種でもあります。昨年、当社が検温や消毒、入退館チェック、設備管理、清掃などを請け負っていた新潟市内の複数の事業所から感謝状を受けました。そこには、新型ウイルス禍でも安心・安全な施設管理をしていたことへの謝意が綴られていました。社内にも「お客さまがみんな感謝しているよ」とメッセージを伝えました。
新潟県ビルメンテナンス協会ではほぼ毎日「ビルメンをもっと身近に。」をコンセプトにSNSの公式アカウントで情報発信を続けてきました。ビルメンは社会インフラの維持に必要な「エッセンシャルワーク」であることを広くアピールし、地位向上と認知度アップを図っていきます。
最近のトピックをお話しください。
防災への備えを強めていきます。新潟は中越地震、中越沖地震などの大きな災害を経験しています。その経験は事業継続マネジメントにつながっています。1月には東急株式会社(東京都)が新潟県と包括連携協定を結びました。年内には新潟県で蓄積された事業継続のノウハウを活用する実証実験が行われることになります。東急グループと連携する当社でも、首都圏が被災した際の事業継続を支援する物資輸送体制を模索してきました。災害への備えと迅速な援助を通し、私たちの存在価値を高める機会になればと思います。
また、監事を務める新潟県貯水槽管理協会では、新潟県と「災害時における貯水槽に係る協力に関する協定」を締結しています。県が管理する公共施設の貯水槽設備に関し、水質の検査や応急対策工事、仮設住宅の貯水槽管理などを行います。
災害はいつ起こるか分かりません。来たるべき日に備えた入念な準備として各方面とチームを組み、対応していきます。
新潟の元気のために必要なことは。
新潟から何かを発信しようとしている所にスポットライトを当ててほしいと思います。例えば地域航空会社トキエア株式会社(新潟市東区)。新潟空港を拠点に空の移動を活性化させようとする思いを、私たちはどうサポートできるでしょうか。キャラクターが立ちにくい新潟ですが、元気は私たちがつくり出すものです。
Overview [概要]
◼所在地 |
〒951-8528 新潟市中央区東堀前通六番町1061 TEL.025-228-7586㈹ FAX.025-224-5034 |
◼設立 | 1963年12月23日 |
◼事業内容 | 総合ビルメンテナンス業 |
◼資本金 | 5,000万円 |
◼支店・営業所 | 中越支店、東京支店、県央支店、下越営業所、上越営業所、湯沢営業所、東港営業所 |
◼ホームページ | https://www.kirameki.co.jp |