新潟県文化祭2021「にいがたLIVE!」第二弾

巻 モア

バラエティ豊かなパフォーマンスで
たくさんの“スマイル”が生まれたラストライブ

新潟県文化祭2021「にいがたLIVE!」ラストの第三弾は2021年12月26日、巻文化会館大ホールで開催されました。「SMILE 笑顔・ほほえみ」のテーマにふさわしい出演者の熱演に、客席には感動と笑顔が広がりました。

ミュージカルや演劇で知り合った役者志望者たちが2020年に結成した「華やぎ・ちんどん隊」の楽しい歌と踊り、演奏でスタートした今回のライブ。色とりどりの衣装をまとったメンバーによるパフォーマンスに、会場の空気が一気に温まります。

「風のうたアンサンブル」は音楽教室「風のうた」でアコーディオンを習う生徒たちのグループ。アコーディオンの音色で奏でられたメドレー『望郷のアイルランド』と『オー・シャンゼリゼ』に観客は熱心に耳を傾けました。

社交ダンスの華やかな衣装に身を包んだメンバーが舞い踊る車いすダンスを披露したのは「日本車いすダンススポーツ連盟 新潟県支部」。空間をいっぱいに使った圧巻のパフォーマンスに会場中の目が釘付けに。

続いての登場は中学2年生のMIKUさんと妹の小学6年生・MAOさんによるフリースタイル・ジャズダンスチーム「vahvasis(バーバシス)」。音楽に乗ったキレのいいダンスはまさにダイナミック。姉妹だけに息もぴったりです。

新潟プロレス公式応援ソング『夢をつみあげろ』の他、オリジナル曲をギターの弾き語りで披露したのは村上市在住のシンガーソングライター、タカハシナオトさん。村上の鮭の妖精という「イヨボヤマン」も途中で登場し、会場を沸かせました。

カーペンターズのトリビュート・バンド「SRサービス」は、『トップ・オブ・ザ・ワールド』『Close to you/遥かなる影』『イエスタデイ・ワンス・モア』の名曲3曲を演奏。しっとりと聞かせるパフォーマンスで魅了します。

YouTubeで自身のストリートピアノ演奏を配信している大学生のピアニスト「ミナくん」。Official髭男dism『I LOVE...』と映画『ハウルの動く城』メインテーマ『人生のメリーゴーランド』を軽やかに演奏し、ライブ前半を締めくくりました。

今回のゲスト出演は歌手・和田アキ子のしゃべりものまねで有名な「Mr.シャチホコ」さん。客席の期待通り、和田アキ子の『古い日記』を歌いながら登場しました。

BTSや加山雄三、所ジョージ、ヒロミ、サザンオールスターズの桑田佳祐、桂歌丸、玉置浩二、沢田研二など幅広いものまねレパートリーを惜しげもなく披露し、そのたびに笑いと大きな拍手が起こります。芸名の由来となったバンド「Mr.Children」ボーカル、桜井和寿の歌まねで熱唱した『抱きしめたい』『innocent world』にはひときわ大きな拍手が送られました。

その後は出演者が全員登場し、観客も一緒にMr.シャチホコさんの合図で「新潟県文化祭2021におまかせ~!」と右手でピースを掲げ、笑いに満ちたライブは幕を閉じました。

「新潟日報紙上でこのライブを知り応募した」という長岡市在住の50代姉妹は「想定していたよりレベルの高いライブ。無料でいいのかなと感じたくらい」と感激した様子。医療従事者という姉は「車いすダンスに心を奪われ、衝撃を受けました。車いすの方も、立って踊られた方も、生き生きしていてすてきです」と話します。妹は「バーバシスはジャズダンスの激しさから大人の演者だと思っていたのに、まだ10代初めの姉妹。踊る姿とお話する時の初々しさのギャップが大きいですね」と驚いていました。

12歳の娘と来場した新潟市在住の40代女性は「Mr.シャチホコさんのファン。ものまねがプロフェッショナルで、楽しく笑いながら堪能できました。車いすダンスには元気をもらえましたね。年齢に関係なくチャレンジして、舞台で踊られているところに感動しました」と語りました。 本公演の詳細と各出演者の詳細コメントは特設サイトに掲載。動画共有サイト「新潟ステージチャンネル」で出演者のパフォーマンス動画も配信中です。

第一弾中越会場の記事はこちら
第二弾上越会場の記事はこちら
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