いっすねー!山脇のインフラ訪問記 第4回 関屋分水編vol.22022年8月26日

関屋分水の中枢。ゲートを操作する場所へ行ってみた!

いっすねー!山脇のインフラ訪問記、第3回目に続き関屋分水を訪問。今回は信濃川下流河川事務所・関屋出張所にある操作室と、目の前にある新潟大堰を案内してもらいました。


→ vol.1はこちら

新潟市街地を水害から守る関屋分水。その目の前にある関屋出張所の3階には、水量をコントロールする操作室があります。

山脇 うわ-、すごいですね。大きな画面で見られるんですね。


-- 水門や大堰。それぞれゲートごとに、放流している水量や水位がスクリーンに出るので、数字を見ながら、流す量をコンピューターを使って操作しています。


山脇 すぐそこに見える新潟大堰では、川の水を海の方に流しているってことですか?


-- 現在は、上流に雨も降っていなくて水の量が少ないですから、ほとんどが信濃川水門から萬代橋側へ流して、こちら関屋分水路側の新潟大堰から流す量はほんのわずかです。ここからは主に洪水になって川の水が増えたときに多く流します。
信濃川の水は、燕市にある大河津分水の洗堰から毎秒270トンの水を放流していて、途中、刈谷田川や五十嵐川、加茂川などからも川の水が集まって、新潟市まで流れてきます。


山脇 270トン?毎秒?多すぎて、どういうことか分かんないです。それが平常時だとすると、すごい雨が降った時はもっと多いということですね。


-- そうですね。例えば画面にもある西川排水機場。これは約2km離れた上流にあって、ここで監視をしていますが、昨日は、新潟市など平野部で雨が降ったので、排水ポンプ4台を動かしました。

山脇 端のゲートが「魚道」って書いてありますけど、これは?


-- さすが、釣り好きですね。魚を通すための通路で、ここもゲートを上げ下げしています。


山脇 海の魚が上ってきたり、川の魚が海に出て行ったりするってことなんですね。魚が、ちゃんと魚道を通るなんて、何だか、考えただけでかわいいですね。ところで、皆さんずっと画面を見てますけど、交替・・・あるんですよね?


-- 交替しつつ、24時間体制で勤務しています。


山脇 そうか、24時間体制で、新潟市を守っているんですね。本当にありがとうございます!


 


続いて、目の前にある新潟大堰へ。上は一方通行の橋となり、6基の塔が立っています。

山脇 ここ、車で何度か通ったことがありますが、橋の上に立っている塔って何ですか?


-- 建屋です。ゲ-トを上げたり下げたりする機械が入っています。


山脇 なるほど。で、それを先ほどの操作室で操作してるってことなんですね。上れるんですか?


-- いえいえ、メンテナンスや修理の時だけですね。


山脇 眺めが良さそうですね。後ろは信濃川、前は海。橋の向こう側には公園もありますね。

-- 通称、タコ公園です。関屋分水が造られたのをきっかけに整備されました。分水を造るために、町をまるごと移動させたりして、この辺も50年前とはずいぶん風景も変わりました。


山脇 そうか、タコ公園も分水と関係あるんですね。


-- 展望台もあって、川も海もよく見えますよ。この後、ぜひ遊んでいってください。


 



おわりに


新潟市を水害から守っているだけでなく、やすらぎ堤などの身近な遊び場も、関屋分水のおかげでできたと聞いてびっくりしました。やすらぎ堤は現在も工事中で、県庁のそばにもできるとか。散歩もいいし、ひと休みもいい。長男の入園式の時、家族で行って川と桜と写真を撮ったのもいい思い出。これからは「そうか、ここはあの関屋分水のおかげなんだな」って思うようにします!

■関屋分水資料館
新潟市中央区関屋1827-39
開館時間/9:00~19:00(11~3月は16:30まで) 休館日/土・日、祝日
TEL/025-267-6857

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