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新潟愛「新潟の持続的な発展に貢献し続ける会社」に

代表取締役社長
島田 好久

昨年6月にホールディングス化しましたが。

 創立70周年がたち、100年企業を見据え、第2の創業の位置付けでスタートを切りました。グループ全体での成長と、グループ企業同士のシナジー(相乗効果)を期待しています。グループ内のブランディング会社「語れ。」がハブになり、情報を持ち寄って意見を出し合い、新しい時代にマッチした事業を生み出そうと模索しています。

放送事業についてのトピックは。

 放送事業者として「県民の命と財産を守る」という創業からの使命は変わりません。一昨年から県内市町村と防災協定を締結し、平時においても協力できる体制を敷いています。
 昨年からの中期経営計画では「地域メディアから地域のソリューション企業に変わる」を主な柱にしています。地域の課題に向き合い、地域の人と一緒に解決していく。例えば県と連携してスタートした健康寿命延伸を目的にした「にいがたケンジュプロジェクト」では、テレビ、ラジオ、SNSで1年を通じ訴求しています。エリアプロデュースの部分では、地域活性化包括連携協定を県内市町村と締結し、地域の魅力や活動をテレビやネット配信するなどしています。地域に貢献する企業であり続け、報道機関の役割を果たしながら、県を元気にしていきたい。インターネットでラジオが聴ける「radiko(ラジコ)」やテレビの見逃し配信サービス「TVer(ティーバー)」の普及で、ローカル番組でも全国に視聴者が広がりました。今後はネット配信の音声番組「ポッドキャスト」への対応も鍵になるでしょう。

会社として目指す方向は。

 「新潟の発展に貢献し続ける」ことが存在意義であり、そのために努力しなければなりません。昨年の社長就任時に「新潟放送は失敗を認める会社になります」と社内外に表明しました。風通しのいい、社員同士が活発にコミュニケーションのとれる環境にしていきます。社員には、自分の携わっている事業を自分事として、経営感覚を持って仕事をしてほしいですね。

次世代のリーダーに望むことは何でしょうか。

 「よく遊びよく学べ」と「現場主義」。遊びの中からアイデアが生まれ、物事の本質が見えてくる。ネットで情報が得られる時代でも、五感で感じることが大切。先が見えない時代だからこそ、リーダーは現場に出るべきだと思います。

Overview [概要]

新潟出身の黒崎・大塩が県内ニュースを丁寧にお伝えします
◼所在地 本社:〒951-8655 新潟市中央区川岸町3丁目18番地
TEL.025-267-4111(受付案内)
事業部:〒950-8548 新潟市中央区万代3丁目1番1号 新潟日報メディアシップ13階
BSNイベントダイヤル TEL.025-247-0900
◼創立 1952年10月14日株式会社 ラジオ新潟、
1961年3月1日「株式会社 新潟放送」に商号を変更
2023年6月会社分割によりBSNメディアホールディングスと新潟放送に再編
◼事業内容 放送法による基幹放送事業及び一般放送事業(ラジオ・テレビの放送)。放送番組の企画、制作、及び販売。美術、音楽、スポーツ、映画、演劇、芸能、科学等各種催物の企画、制作、販売及び興業。ドローン・VR映像撮影制作 ほか
◼資本金 1億円
◼売上高 57億5,100万円(2022年度)
◼正社員 122人(2024年4月1日現在)
◼支社 東京支社、大阪支社、長岡支社、上越支社
◼ホームページ https://www.ohbsn.com