地域と企業の持続的成長へ 続く挑戦
五十嵐 弘幸 氏
本年度、重点的に取り組んでいくことをお聞かせください。
新潟県は当社の発電所も数多く立地しており、新潟・東北をはじめ東日本のエネルギー供給を支える重要な地域です。地域の皆さまのご理解に感謝し、地域の発展に真に貢献していくことが、当社事業の基本と考えています。地域の活性化や課題解決を頭の真ん中に置きながら、この地域の皆さまが快適・安全・安心な暮らしを実感できる社会の実現に向けて、東北電力グループ一丸となって取り組んでいきます。
カーボンニュートラルの潮流が加速する中、当社が供給する電力についても低炭素・脱炭素化がこれまで以上に求められていると認識しています。当社としてカーボンニュートラルの取り組みを着実に進めるとともに、お客さまの多様なニーズにお応えできるよう、よりいっそう提案力を高めていきます。
個人的には、着任して2年目となりますが、さらに県内各地を回り見聞を広げ、新潟の魅力を県外に発信していきたいと思います。
カーボンニュートラルに向けた取り組みの状況は。
当社は「再エネと原子力の最大限の活用」「火力の脱炭素化」「電化の推進とエネルギー利用の最適化」を柱にCO2排出削減に取り組んでいます。
再生可能エネルギーの導入拡大については、2030年代の早い時期までに200万kW以上開発するという目標を立てていますが、26年3月末時点で約90万kWという進捗(しんちょく)になっています。
火力の脱炭素化に関しては、新潟県内で大きな投資を予定しています。具体的には東新潟火力発電所(北蒲原郡聖籠町)において、高経年化した1、2号機を廃止して、高効率のプラントに置き換えるリプレース計画を進める方針です。リプレース計画は27年度から具体的に動き始めます。
座右の銘をお聞かせください。
「座右の銘」と言えるか分かりませんが、時々思い出す言葉があります。私は山形県庄内地方にある酒田市の出身なのですが、明治維新後に開墾事業に取り組む旧庄内藩士に西郷隆盛公が贈ったとされる箴言(しんげん)で「気節凌霜天地知(きせつりょうそうてんちしる)」です。「どんなに辛くても強い心があれば天地は応えてくれる」という意味だそうです。「粘り強く誠意を尽くせ」とのメッセージと受け止め、時折思い起こしています。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
〒951-8633 新潟市中央区上大川前通五番町84番地 TEL.022-225-2111(本店代表) |
| ◼設立 | 1951年5月1日 |
| ◼事業内容 | 発電・小売電気事業 など |
| ◼主な事業所 | 本店・支店・営業所・発電所・発電技術センター(新潟県および東北6県) |
| ◼ホームページ | https://www.tohoku-epco.co.jp/ |

