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「勇気・断行・スピード」でさらなる成長を

代表取締役社長 社長執行役員
永野 恵一

社長就任から間もなく1年です。

 創業80年の節目の年に就任しました。世界情勢など変化が激しく、ことに自動車関係は厳しい状況。トランプ米政権による高関税政策や今年に入っての中東有事など、迅速な経営判断が求められています。素早く手を打ち、われわれの目標まで着実に積み上げていきます。
 今年は3カ年計画の3年目に当たります。スローガンは「勇気で突破、断行で革新、スピードで未来を創造」。平成初頭のトップの言葉「勇気・断行・スピード」に由来しますが、今、まさにその精神が必要です。
 現在、私たちが主力事業を置く自動車業界は、大転換期を迎えています。例えば、デジタル社会の進展に伴い、ソフトウエアによって性能や機能が決定する自動車が急速に普及。世界的にソフトウエア開発の重要性が高まっています。こうした変化にはスピード感を持った対応が必要です。主力事業を強化しながら、培ってきた知見を基に新たな成長領域へも挑戦していきます。

具体的な事業や取り組みは。

 当社はすでに国内外の開発拠点から自動車メーカーにソフトウエアを提供していますが、そのノウハウを生かし、昨秋、新たにソフトウエア開発とユーザーインターフェイス(UI)コンサルティング事業を展開する子会社「株式会社メルエUI」を設立しました。今後は自動車によらない分野へも応用していきます。
 車載計器技術を建設DX分野に応用し、油圧ショベルに後付けする3D(3次元)マシンガイダンス「Holfee(ホルフィー)3D」の受注も始めました。測量・計測アプリと連携した装置を装着することで、高精度で効率的な施工をサポート。人手不足が続く建設現場の省人化と生産性向上に寄与します。
 自動車のフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)には、今後も注力します。当社のHUDは世界シェアで約3割。昨年末にはトヨタ自動車の車にも初採用されました。さらに、HUD技術を生かしたプロジェクター「ルミパス」も開発。道路・工場などの耐久性を必要とする環境で注意喚起を映し出すことができ、事故防止に向けて活用が進んでいます。
 これらの取り組みを通じ、事業の成長と社会価値の提供に努めます。

座右の銘をお聞かせください。

 「人事を尽くして天命を待つ」ですね。運を天に任せる前にやることがあるはず、ギリギリまでやるべきことをやろうという思いです。

Overview [概要]

日本精機株式会社 社屋
◼所在地 〒940-8580 長岡市東蔵王2-2-34
TEL.0258-24-3311(大代表) FAX.0258-21-2151
◼創業 1945年
◼設立 1946年
◼事業内容 車載部品事業/民生部品事業/樹脂コンパウンド事業/自動車販売事業/他(コンピュータサービス事業、物流事業、フードサービス事業 等)
◼資本金 144億9,400万円(2025年3月31日現在)
◼売上高 3,163億9,700万円(2025年3月期)
◼従業員数 (連結)13,450人 (単独)1,578人 (2025年3月31日時点)
◼拠点地域 日本、米州(アメリカ、メキシコ、ブラジル)、欧州(イギリス、オランダ、ポーランド)、アジア(中国、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、台湾)
◼ホームページ https://www.nippon-seiki.co.jp/