次の100年に向かって変化・新化・成長
小林 輝昭 氏
新社屋が完成しました。
これまで分散して働いていたデスク部門160人が新社屋の2フロアに一堂に集まり同じ空間の中で緊張感をもって業務を開始しました。2月下旬に引っ越したばかりで何もかもこれからですが、部門ごとのフリーアドレスで、打ち合わせやプレゼンができるスペースも充実させました。社員同士、技術や抱えている課題についてどんどん話し合い、コミュニケーションの質を高めていってほしいと願っています。4階の多目的室は災害時の避難場所としても使えるよう、最大200人程度を想定した備蓄を用意。今後太陽光パネルを設置して停電時にも給電可能にします。外国人も含め、若い社員は地元聖籠町に住まいを構え、子育てをしています。地域に貢献し、ここにあって良かったと思われる企業でありたいと考えています。
来年は創業100周年です。
今年若手社員を中心に「スマートファクトリー推進チーム」をつくり、手始めに30年後の工場の姿を動画にするという宿題を出しました。その動画では、AIが工程を管理し、ロボットで加工し、搬送も自動化されています。これを実際行うには、図面の3次元化はもちろん、必要な情報が全てデジタル化されていなければならず、仕事のやり方を変えていく必要があります。設計部にも14人のチームをつくって3次元モデル「BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」に取り組んでいます。彼ら若手が今後の諸課題に向き合ってくれるでしょう。また今年はNGT48の大塚七海さん出演の新CMも放送、大変好評です。
一方業況は、時間外労働の厳格化による人手不足などによって首都圏再開発の遅れや延期、そして建築コスト上昇による計画案件の縮小や見直しなど、受注環境は厳しい状況が続いています。幸い技術力だけでなく工程管理、安全管理全てで評価を得ており、難しい特命案件も受注することで昨年は過去最高益を達成することができました。
先人の方々から「この業界は10年のうち好況は1、2年。あとの8年をどうかじ取りするかだ」と申し送りされています。今ストップしている大型案件は2028年には動き出します。逆境の8年で力を蓄え、飛躍すべく準備を進めています。
座右の銘をお聞かせください。
「変化・新化・成長」。社長に就任して4年目ですが、就任以来ずっと言い続けてきた言葉です。今年は成長の年にします。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
本社 〒950-0087 新潟市中央区東大通1-2-23 北陸ビル5F 東港工場 〒957-0101 北蒲原郡聖籠町東港3-2265-6 |
| ◼創業 | 1927年4月3日 |
| ◼設立 | 1956年4月2日 |
| ◼事業内容 | 建築用鉄骨・鋼橋等大型鋼構造物の設計・製作及び現場施工 |
| ◼資本金 | 9,800万円 |
| ◼売上高 | 179億3,252万円(2025年度) |
| ◼従業員数 | 294人(2026年4月現在) |
| ◼工場・支店・営業所 | 東港工場・東京支店・東北営業所 |
| ◼ホームページ | https://www.fujiki-t.co.jp/ |

