「価値共創」最適で持続可能な事業環境創造に伴走
北川 雅一朗 氏
需要増が想定される事業は。
省エネルギー建築関連と持続可能性・脱炭素など環境対策について、今後さらにお客さまからご相談が増えるでしょう。具体的には既存建物のエネルギー消費量を実質ゼロにするZEB(ゼブ、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化などですね。大企業やグローバル展開をしている会社の場合、取引先から脱炭素への取り組みを要求されますし、建物自体の脱炭素を求められるケースもあります。当社はドイツで環境に配慮した建築を研究し、日独エネルギー変革協議会(GJETC)で日本の経済産業省とも協議会メンバーとして交流がある企業「エコセンター」から省エネルギー建築情報の提供を受け、事業に生かしています。
仕事の依頼は国内外からありますが、新潟からも多いです。当社は金沢で1954年に設立し、同年に新潟営業所を新潟市で開設。63年に支店に昇格しました。私は父が新潟支店長時代に新潟市で生まれ、3歳頃まで育ちました。新潟の大学を卒業した社員も多く、出身大学に継続的にOB訪問してもらっています。
本年度、力を入れることは。
われわれは「価値共創」をミッションとしており、特に「お客さまを深く知ること」に全力で取り組んでいきます。設備工事はお客さまにとって「手段」でしかありません。実現したい真の目的を理解して設備工事以外まで提案の幅を広げ、課題解決に必要な場合は私たち以外の専門家とも協働できるようにしたいと考えています。
人材育成が手厚いですね。
会社の力は人です。社員に投資することが会社の成長につながります。人材教育には時間とお金をかけてきました。技術研修にはロードマップがあり、7年間のプログラムを組んでいます。現場をまとめるために不可欠なコミュニケーション力と人間力強化の研修もあります。新入社員研修は9カ月間で、海外研修も定期的に実施。私は高校時代にカナダ、大学院でアメリカに留学し、環境変化が成長を促すと実感しました。新入社員時代の海外研修で得た知見を、その後の仕事人生に活用してくれることを願っています。
好きな言葉はありますか。
若いころは「人はこうなりたいと思った以上の人にはなれない」と心に刻み、目標のために何ができるか考えてきました。最近は「失敗より挑戦しないことを恐れよ」。当社の強みは世の中のニーズに応えて事業を変革してきたこと。これからも挑戦を続けていきたいですね。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
〒950-8740 新潟市中央区笹口3丁目7番地15 TEL.025-245-0221 FAX.025-241-2851 (本社)〒921-8526 石川県金沢市御影町10番7号 |
| ◼設立 | 1954年10月21日 |
| ◼事業内容 | 空気調和設備の設計・施工、給排水衛生設備の設計・施工、防災設備の設計・施工、クリーンルームの設計・施工、その他の冷熱関連・融雪設備、再生可能エネルギー 太陽光発電所建設 |
| ◼資本金 | 1億円 |
| ◼売上高 | 193億円 |
| ◼従業員数 | 387人 |
| ◼支店・営業所 | 東京本社、新潟支店、長岡支店、富山支店、福井支店、長野支店、仙台支店、上越営業所、加賀営業所、七尾営業所、高岡営業所、盛岡営業所 |
| ◼グループ会社 | RYOKI ENERGY株式会社 |
| ◼ホームページ | https://www.ryokikogyo.co.jp/ |

