「地学一体」地域と共に未来を担う人材育成
篠田 昭 氏
「地学一体」を掲げています。
昨年4月、共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長の講演で、「地域と大学が一体となり、地域の人材を育てる」方式を「地学一体」と名付けていると知り、感銘を受けました。本学園にも共通する考え方として、事業全体で取り入れることにしました。
高校では「探求」の時間などで生徒と地域の方の交流を図ります。県内企業でのインターンシップも「地学一体」の柱の一つとし、地元企業との連携を強化していきたい。また本学園で学んだ看護師の県内就職を促すため、地域医療などの特別講義のシリーズ化を検討中です。近隣中学校の部活動サポートにも取り組み、関係機関と連携協定を結ぶなどして本年度中の実現を目指します。
昨年発足した「青陵ソーシャルイノベーション推進機構(青陵SI)」はいかがですか。
本学園の2040年に向けたビジョンは「ソーシャルイノベーションのスクエア」を目指すこと。地域や社会の課題解決に重点を置き、その実践活動の場が青陵SIです。昨年から大学生が地域の課題解決を図る「しもまちengawaプロジェクト」を実施、新潟市中央区下本町の中核拠点「engawa」が4月から始動します。「地学一体」のシンボル施設にしていきたいですね。
今年は通信制高校の初年度です。
コミュニケーション力など将来の仕事や人間関係に生かせる力を高めるオリジナル教科「ポータブルスキル」と、地元ならではのきめ細かな指導が特色です。特別支援の必要な生徒にも対応します。
全日制も改革を行いました。看護や心理、保育など、人の幸せや生き方をサポートする仕事を目指す人向けの「エンパワメントコース」がスタート。大学進学を徹底サポートする「キャリアアドバンスコース」も新設しました。「キャリアデザインコース」も含め、本学園の短大・大学の教員が高校でも教えます。希望する生徒は短大や大学の講義を受け、進学後に単位として認定する履修制度も構築しました。また「地学一体」の一環として、地域の方たちにも高校教育に参画してもらう仕組みを考えています。
座右の銘をお聞かせください。
「行不由徑(ゆくにこみちによらず)」。三条市出身の漢学者・諸橋轍次博士が論語から引用し、自身の座右の銘にしていた言葉です。大道を行くことを常に心掛け、近道をせずしっかり確かな道を歩む。「地学一体」にもつながっていると思います。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
〒951-8121 新潟市中央区水道町1丁目5939番地 TEL.025-266-0127㈹ |
| ◼創立 | 1900(明治33)年 |
| ◼関係機関 |
◦新潟青陵大学/看護学部:看護学科、福祉心理子ども学部:社会福祉学科・臨床心理学科・子ども発達学科 ◦新潟青陵大学大学院/看護学研究科看護学専攻(修士課程)、臨床心理学研究科臨床心理学専攻(修士課程) ◦新潟青陵大学短期大学部/人間総合学科、幼児教育学科 ◦新潟青陵高等学校/全日制課程、広域通信制課程 ◦認定こども園新潟青陵こども園 |
| ◼ホームページ | https://niigataseiryo.jp/ |

