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地域と共創 多方面から活性化をサポート

執行役員 新潟支社長
白山 弘子

今年のトピックは。

 3月15日に越後線の上所駅(新潟市中央区)が開業しました。地元の皆さまの強いご要望と熱い思いが形になった新駅です。新潟南高校の生徒たちと一緒に駅舎駅名標などのデザインに取り組んだ経緯も特徴です。
 また新潟駅の駅ビル「CoCoLo新潟」は昨年4月のグランドオープンから約1年。地域での認知が進みました。日常使いできるスーパーマーケットなど、地元の方にもご利用いただいています。万代広場に面する「ガタリウム」は新潟駅から万代、古町につながる都心軸「にいがた2km(にきろ)」のスタート地点。随時多彩なイベントを開催しています。今後も発信・滞在・交流の場としてまちづくりに貢献していきます。
 3月に高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)前に「高輪ゲートウェイシティ」がオープンしました。日本初の鉄道が開業した際、海上に線路を敷設するため築かれた「高輪築堤(たかなわちくてい)」があった、いわばイノベーションの地。ここから新たなサービスやソリューションを創出していきます。新潟の皆さまにも足を運んでいただきたいですね。

燕三条駅構内にある「JRE Local Hub(ローカルハブ)燕三条」は開業2周年です。

 三条市の企業「ドッツアンドラインズ」と連携し、ビジネスマッチングやシェアオフィス運営、地域情報発信などを行っています。この2年で80件以上のマッチングが成立しました。燕三条エリアのさらなる産業活性化を図るべく、今年から海外での情報発信にも取り組んでいます。2月には米ロサンゼルスで当社が運営するポップアップストアに、3月には台湾・台北でのイベントに出展しました。

ものづくり人材の育成、新興企業の支援もしています。

 燕三条のものづくりをテーマに、東京都立工科系高校生向け教育プログラムを実施。また駅をキャンパスに、持続可能なビジネス創出を目指す「JRE Station カレッジ」を通じて起業をサポートしています。昨年度は三条市でローカルガイドツアーを企画する企業「KRaft(クラフト)」が立ち上がりました。地域伴走型の取り組みをさまざまな形で続けていきます。

若い頃の自分にかけたい言葉は。

「目の前のことを一生懸命やればいいよ」ですね。多少は失敗したほうが実になると思っているので、過去に戻って将来ミスしないよう自分に助言するつもりはありませんね。

Overview [概要]

2025年3月15日に上所駅が開業しました
◼所在地 〒950-0086 新潟市中央区花園1丁目1番5号
◼設立 1987年 4月1日
◼事業内容 運輸事業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業、その他
◼資本金 2,000億円
◼社員数 44,565人
◼グループ会社 76社
◼ホームページ https://www.jreast.co.jp/