利益成長と基盤強化の両立を目指す

新潟 福島地区統括部
地区統括部長
二野宮 利幸 氏
今年の経営戦略は。
2025年は私たちにとって「利益成長と基盤強化を両立させる年」です。事業利益は昨年比約1.7倍の200億円を目指します。営業分野では、お客さまの飲用機会に応じた最適な製品・パッケージの提案を軸に、製品ポートフォリオ(構成)の強化を図ります。さらにテクノロジー活用とプロセス改善によるベンディングチャネルのさらなる変革や長期的なパートナーシップの構築に向けたお得意さまとの関係性強化などにも注力します。
販売チャネル別では、自動販売機事業の「ベンディングチャネル」において、オペレーションの効率も鑑みた最適な製品ラインナップを配置し、個機ごとの利益最大化を追求。またスーパーマーケットなど「手売りチャネル」では、デジタルマーケティングを強化し、コア製品の売り場拡大を目指します。
引き続きミッションである「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」を体現し、安全かつ安心な製品をお届けし続け、持続的な成長と企業価値向上に努めます。
今年のトピックをお話しください。
4月13日に開幕した大阪・関西万博に、河森正治テーマ事業プロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」のゴールドパートナーとして参加しています。さらに会場内には、昨年富士電機と共同開発した「水素カートリッジ式発電自販機」を1台設置。稼働時にCO2を排出しない次世代型自動販売機を多くの方に体験いただきたいと思います。
新潟エリアの活動についてお聞かせください。
小児がん経験者を支援するNPO法人「ハートリンクワーキングプロジェクト」の活動に賛同し、売り上げの一部を寄付する「ハートリンク支援自販機」を展開しています。またNPO法人「新潟難病支援ネットワーク」への自動販売機を通じた寄付金支援「新潟難病サポートプロジェクト」も継続しています。設置先の皆さまのご理解とご協力に感謝するとともに、今後もご支援をお願いできればと思います。
若い頃の自分にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか。
「明確なビジョンを持ち、ぶれずに、明るく、楽しく、前向きに行動していけよ」でしょうか。このように行動することで困難を乗り越え、自分も周りもより良く変化させられる人間に成長できると信じています。
Overview [概要]

◼所在地 |
〒950-1102 新潟市西区善久630-1 (新潟セールスセンター) 本社/〒107-6211 東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウン・タワー |
◼設立 | 2001(平成13)年6月29日(2018年1月1日にコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社に商号変更) |
◼事業内容 | 清涼飲料水・アルコール飲料の製造、加工および販売 |
◼資本金 | 1億円 |
◼売上収益 | 約8,927億円(2024年実績、連結) |
◼従業員数 | 約14,000人(2024年末時点、連結) |
◼新潟県内拠点 | 新潟、佐渡、東港、長岡、上越、六日町の6セールスセンター |
◼ホームページ | https://www.ccbji.co.jp/ |