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人材こそ最大の資源 健康経営徹底し事業展開

代表取締役社長
廣木 茂

今年、県の「にいがた健康経営推進企業マスター」に認定されました。

 健康経営に積極的に取り組んでいる優良な企業として評価していただきました。ソフトウエアを開発するのは人。「社員の健康を増進することが会社経営の基本」と考え、健康を最優先に取り組んでいます。定期的な健康セミナーや、がん検診の予約会を社内で開催するほか、私は社内イントラネットで年に数回は必ず健康に関するコラムを書いています。毎週、社内の全ての課ごとに座談会を実施し、社員と直接話していますが、コラムに関する会話も多いですね。
 本社と開発センターには仕事から一時離れて気分転換するための「リチャージスペース」を設けました。リフレッシュできると好評で、想定以上の社員が利用しています。

今年、注力する事業は。

 当社はキヤノンのグループ企業ですので、キヤノンからの仕事が8割を占めています。キヤノンは今年メディカル分野に力を入れる方針ですが、当社にとっては新たな挑戦となる分野でもあるため、社員も興味を持って仕事ができるでしょう。また、新潟に貢献できる仕事を増やし、事業ポートフォリオを拡充したいとも考えています。県内自治体の課題をDXでサポートしたり、IT系のスタートアップ企業と協力しながら新潟を活性化したりできたらと思います。

採用の状況はいかがですか。

 ソフトウエア開発は必ずしも理系出身である必要はないので、数年前から理系・文系の区別なく採用しています。入社後はその人の希望に加え、将来のキャリアや成長を考慮して配属先を決定します。中堅社員向けには昨年、ジョブローテーション制度を整備。複数の部署を経験してもらい、マルチスキルエンジニアを育んでおくことは本人のキャリア形成にも、会社にとっても有益です。
 当社は育休取得率が男女とも100%で、男性の育休期間は平均108日間です。顧客別ではなく技術別に組織を編成するなど、1人が休んでも周囲がカバーしやすい土壌を醸成してきました。社内の「1人商店」をなくすことは企業としてのリスク回避にもなります。

若い頃の自分にかけたい言葉は。

 新入社員時代の自分に対して「人に感謝し、人を恨まずにいれば試練は乗り越えられるし、必ず実になる」と伝えたいですね。これまで危機はたくさんありましたが、いろんな人が助けてくれ、結果として自分の力になりました。周囲に感謝の気持ちを忘れないことは大切です。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-0911 新潟市中央区笹口1-2プラーカ2 4階
TEL.025-244-6335㈹ FAX.025-244-3983
◼設立 1990年1月
◼事業内容 キヤノン製品に組み込まれるソフトウエア開発、製品用のWEBアプリケーション開発、ITセキュリティに関する検証サービスや品質コンサルティング業務
◼資本金 1億円
◼売上高 55億3,700万円(2024年12月実績)
◼従業員数 557人
◼支社 本社(新潟市)、開発センター(新潟市)、東京事業所(大田区)
◼ホームページ https://imgsys.canon/ja/