高付加価値で幸せになれる住まいづくり追求

久保 貴義 氏
今年創業65周年のハウスメーカーです。
本社は大阪で、新潟営業所は1971年に開設、96年に支店となりました。県内全土をエリアとしています。新潟には、高品質な住宅の潜在ニーズが大きいと感じています。自身が「渉外部長」になり、地域に必要とされることがミッション。新潟での積水ハウスの新たなブランディングに注力していきます。
新潟支店管内には4カ所の展示場があり、支店内にはショールームを併設しています。分譲地内に最新の技術を投入した期間限定のモデルハウスを用意することもあります。また、県外にはなりますが、積水ハウスをより深く知っていただくための体験型住宅展示場「トゥモローズライフミュージアム」も各地に展開しています。ぜひ足を運んでください。
御社の強みをお話しください。
構造の強さには自信があります。私は今年1月まで北陸支店に在籍していましたが、昨年の能登半島地震では、震度5以上に見舞われたエリアでも積水ハウスの家は半壊・全壊とも0軒でした。阪神大震災、東日本大震災、熊本地震でも同様です。地震に負けない躯体(くたい)の設計、部材の生産、施工までグループ一体で責任を持って取り組んでいます。
当社は設立以来、社会課題の解決に貢献しながら成長・発展を遂げてきました。設立からの30年は「住宅性能の向上」にまい進し、1990年からの30年は「快適性・環境配慮」を追求。国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)に参加するなど、脱炭素化に注力しています。また地域の在来樹種での庭造りを推奨する「5本の樹」計画により、生物多様性保全にも取り組んでいます。
そして2020年からは「高付加価値の提供」として「人生100年時代の幸せ」を担う住まいづくりを目指しています。人が幸せになれる住まいとは何か、愚直に考え続けます。
ただ工事体制には限界があり、当支店で施工できるのは月2千平方㍍ほど。限られたお客さまが対象とはなりますが、皆さまの期待に高い技術力で応え、強く快適で幸せな住まいを提供していきます。
若い頃の自分にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか。
「一期一会」ですね。上司や同僚、共に働く仲間との絆、若い頃に担当したお客さまとの縁は大きな財産。人との出会いは人生を豊かにするものだと、今すごく感じています。ささやかな出会いでも大切に、とアドバイスができればと思います。
Overview [概要]

◼所在地 |
〒950-0993 新潟市中央区上所中1丁目7番23号 TEL.025-283-1213 |
◼設立 | 1960年8月1日 |
◼事業内容 | 建築工事の請負及び施工、建築物の設計及び工事管理、不動産の売買、地域開発 等 |
◼資本金 | 2,030億9,400万円 |
◼売上高 | 4兆585億円 |
◼従業員数 | 15,327人 |
◼支店・営業所 | 101拠点 |
◼グループ会社 | 積水ハウス不動産ホールディングス㈱、積水ハウス不動産㈱、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウス建設ホールディングス㈱ 等 |
◼ホームページ | https://www.sekisuihouse.co.jp |