設立50周年 生成AIで一段上を目指す年に
今年8月に設立50周年を迎えます。
インターネットもパソコンもない50年前、当社は電子計算センターとして産声を上げました。これまでの歴史をまとめた記念誌を社内向けに作り、次の50年に向けて会社のイメージを一新するべくロゴマークの変更などコーポレートアイデンティティ(CI)を策定中です。これにより、社員のモチベーション向上と活性化を図りたいと思います。
事業で力を入れることは。
生成AIに注力します。まずは社内でどんどん活用し、サービスやパッケージに組み込んでいきます。生成AIはあらゆる領域での活用が可能ですが、特にテキスト生成に強いため、ヘルプデスクとして「AIチャットボット」と呼ばれる自動応答システムの構築などを想定しています。また、情報セキュリティに対する適切な対応とスキル向上のための社内チーム「CSIRT(シーサート)」を立ち上げ、実践力を高めています。
注目していただきたい製品としては、新製品の鋼材加工卸売業者向け管理システム「スチールブレイン」や倉庫管理システム「スマブツ」などがあります。長年のノウハウをパッケージ化したこれらのシステムで、大きな実績を上げていきます。
お客さまの課題解決のため、もう一段階ステップアップする年にしたいですね。これを機に、社内に次世代リーダーを育てる意識も高めたいと考えています。
経済産業省が認定する「DX認定事業者」としての活動は。
昨年7月に開催した「CECソリューションフェア2023」ではDXとメタバース(仮想空間)の体験を展開し、予想を超える大勢の方々に来場いただきました。今年は「DXと生成AIで創るビジネスの未来」をテーマとして、6月13日に朱鷺メッセ(新潟市中央区)で開催します。
国レベルでの情報投資が盛んになり、特に大企業のソフトウエア開発は伸びています。一方で私たちの顧客である中堅企業や中小企業は、残念ながら思うように伸びていません。必要性は感じても情報投資に踏み出せない状況の企業もあります。
私たちはDX認定事業者として、県内・県外企業の情報投資意欲を高めていきたいと考えています。その入り口として情報サイト「デジデジ」の開設やメールマガジン配信など情報発信のカテゴリーを増やしました。デジタルマーケティングとリアルな営業活動を通し、知名度と認知度を上げていきます。50周年のCECにどうぞご期待ください。
Overview [概要]
◼所在地 |
〒950-0913 新潟市中央区鐙2-10-6 TEL.025-243-5101 |
◼設立 | 1974年8月30日 |
◼事業内容 | クラウドソリューション、システムインテグレーション、システムコンサルティング、システムサポート、ネットワークソリューション、データセンターサービス、ICT機器販売、メンテナンス |
◼資本金 | 5,000万円 |
◼売上高 | 31億703万円(2024年3月期) |
◼従業員数 | 140人 |
◼支店 | 長岡支店 |
◼グループ会社 | 中越運送㈱、中越通運㈱ 他 |
◼ホームページ | https://www.cec-nis.co.jp/ |