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快適・安全・安心な暮らしを実感できる社会に向けて

執行役員 新潟支店長
五十嵐 弘幸

支店長への就任に当たり、抱負をお聞かせください。

 4月1日付で新潟支店長に就任いたしました。新潟での勤務はおよそ30年ぶりとなります。新潟県は食・文化・歴史などの魅力にあふれており、これから県内各地に足を運ぶことを大変楽しみにしています。
 県内には当社発電所や事業所が数多く所在し、地域の皆さまには、日頃から当社事業に対しご理解とご協力をいただいていることに深く感謝を申し上げます。
 当社は「地域社会との共栄」を経営理念に掲げ、社会の持続的発展に貢献していくことを経営の中核に据えています。これを基軸にしながら、カーボンニュートラルの実現など新たな課題の解決に挑戦し、新潟の皆さまが快適で安全・安心な暮らしを実感できる「スマート社会」の実現を目指していきたいと思います。

カーボンニュートラルに向けた取り組み状況はいかがですか。

 当社は「再エネと原子力の最大限の活用」「火力の脱炭素化」「電化の推進とエネルギー利用の最適化」を柱にCO2排出削減に取り組んでいます。
 至近では、当社が出資参画する新潟東港バイオマス発電所(聖籠町)が2024年12月に商業運転を開始。原子力については、女川原子力発電所2号機(宮城県女川町、石巻市)が同年11月に再稼働しました。
 また、新潟火力発電所(新潟市)においては、23年に事業用ガスコンバインドサイクル発電所として国内初の水素混焼試験(体積比1%程度)を実施、24年10月には既存設備で混焼可能な最大混焼率8%程度を実現しました。
 将来的には、東新潟火力発電所(聖籠町)1・2号機をCO2排出量が少ない最新設備へリプレース(更新)することも検討しています。

若い頃の自分へのアドバイスは。

 振り返ってみると、自分は人との縁に恵まれていたと感じます。何度か転勤もしましたが、行く先々で上司や先輩、そして仕事で接した多くの方々から刺激や学びを得て、今の自分が出来上がっていったように思います。若い頃の自分には、まずは一つ一つの出会いを大切にしてほしいと思います。それから、電力会社の仕事はのちのち「電力の安定供給」だけではなく、地域課題解決のためのソリューションやサービスの提供に広がっていくので、幅広く学び柔軟な思考を備えてほしい。そのためにも新聞はよく読んでほしいと思います。

Overview [概要]

高効率の最新設備へのリプレース(更新)を計画している東新潟火力発電所
◼所在地 〒951-8633 新潟市中央区上大川前通五番町84番地
TEL.022-225-2111(本店代表)
◼設立 1951年5月1日
◼事業内容 発電・小売電気事業 など
◼主な事業所 本店・支店・営業所・発電所・発電技術センター(新潟県および東北6県)
◼ホームページ https://www.tohoku-epco.co.jp/