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「CONNECT」で新たな企業価値を創造

代表取締役社長
南雲 俊介

今年の経営戦略は。

 「CONNECT(コネクト)」をキーワードに、お客さま、地域社会とつながることで課題を解決し、企業価値を創造していきたいですね。
 ヘルスケア分野では、人財不足への対応が大きな鍵です。生成AIを今までのサービスにプラスし、効率化と利便性の向上に取り組んでいきます。AIを活用したケアプラン作成支援システムや、電話相談自動記録・AI要約サービスのほか、県と一緒に進めるオンラインの遠隔診療の実証や、本県全域で導入された「AI救急相談アプリ」の運用支援も推進します。
 自治体に関する分野では、国の方針により来年にかけて全国の業務システムの標準化が図られます。既存のお客さまに対するビジネスやサービスの在り方が変化する過渡期となるでしょう。各自治体が進めるDXへのサポートも引き続き行います。昨年度、デジタル庁の「自治体窓口DXSaaS(サース)」提供事業者として採択され、本年度も全国4社のうちの1社として選ばれました。政府が整備・運用するクラウドサービス上に自治体窓口業務を簡素化するアプリケーションを提供し、DXを推進するもので、今後は自治体業務での導入が増えると考えます。
 社内では社員のエンゲージメント強化に向けたキャリア研修やリスキリングを充実させていきます。

今後の事業展開をお話しください。

 現実世界で集めたデータを基にコンピューター上でリアルな空間を再現する「デジタルツイン」が身近になりつつあります。当社もセミナーや採用活動、各種体験会などを実施していますが、現実とバーチャルの合わさった世界がさらにいろんなシーンで展開され、ニーズも高まるでしょう。
 従来の事業分野を超えて新しいビジネスをつくり上げていく力、事業分野同士のつながりの意識も必要です。地場に属した各産業がつながりながら新しい事業領域、ビジネス領域を広げていく。つながることで新たな発見もあり、課題解決を促進できるのではないかと想定しています。

次世代のリーダーに望むことは。

 まずは「聴く力」と「共に話す力」。エンゲージメントもキャリアもコミュニケーションが活発に行えているかどうかに帰結します。問題や課題点を見つけ出し、解決に導く能力も求めたい。次世代には未来に向けて組織も地域もけん引する役割を期待しています。それにはコーディネートやプロデュース、デザインの力も必要でしょうね。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-0916 新潟市中央区米山2丁目5番地1
TEL.025-243-0211㈹ FAX.025-241-2444
◼創立 1966年4月1日
◼事業内容 システムインテグレーション(官公庁・地方自治体分野、医療分野、保健福祉分野、民間分野)、アウトソーシングサービス(受託情報処理サービス・IDCサービス)、ソフトウエア開発、システム販売、コンサルテーション
◼資本金 2億円
◼売上高 138億円(2023年3月期)
◼従業員数 377人(2024年3月1日現在)
◼支社 長岡支社、上越支社、東京支社、東北営業所、長野事業所、Creative Lab
◼ホームページ https://www.bsnnet.co.jp/