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酒はコミュニケーションツール 幅広い楽しみ方を

代表取締役社長
峰政 祐己

新型ウイルス禍での変化は。

 新型ウイルスのまん延で、大人数での飲み会がなくなってしまいました。2019年の暮れには、若い人たちの間で「忘年会スルー」という言葉がはやりましたが、さらに飲み会離れに拍車がかかりました。
 それでも酒は大切なコミュニケーションツールです。仲のいい人たちと少人数で、またはオンラインで、それぞれ好きな酒を飲む。酒ミュージアム「醸蔵(じょうぐら)」のお客さまも、団体から個人客へシフトしています。そこに合ういい酒、サービスをどのように届けるかを考えることが必要だと思います。

今後、注力することは。

 プレミアムな酒をステンレス製のマイボトルに詰めてお送りする「カヨイ」は全国約500人の方にご利用いただいています。現在は「醸蔵」「吉乃川オンラインショップ」で運用しており、醸蔵ではその場でボトルにお酒を詰めてお渡しすることができます。地元の方に利用しやすいサービスにしていきたいと思います。昨年開設した公式YouTubeチャンネルなども活用しながら吉乃川ファンとの距離をもっと縮めていこうと考えています。
 新潟県最古の蔵元として、日本酒の楽しみ方の幅も広げていきたいです。全国燗(かん)酒コンテストでは3年連続で最高金賞を受賞。それも「特別純米 極上吉乃川」「みなも 厳選醸造」「純米大吟醸 50PAIR」と、三つの違った酒での受賞です。確かな味わいに加え、「飲むシーン」も併せて提案していくことで、燗酒の価値を上げる試みに力を入れます。
 酒販店・飲食店向けには、毎月異なる季節商品を新たに提案しています。お店の在庫を増やさず、お客さまに毎月の楽しみをお届けできる取り組みです。さらには新潟市内に醸蔵「SAKEバー」のようなスポットをつくり、周辺の飲食店を紹介することも考えています。

若い世代に伝えたいことは。

 われわれの世代が支えている間にチャレンジを続け、新しい時代を創っていってほしい。夢を語り、口に出せば、必ず周りのフォローはあります。とにかく声を上げること。自分が何をやりたいか発信することが、チャレンジできる環境につながります。
 当社では若手社員を対象に、吉乃川としてやりたいこと、情報発信したいこと、作りたい商品などを発想し、実践していくプロジェクトを行います。評価が高いものは会社として実行します。若い人たちの発想・チャレンジを支えていきたいですね。

 

Overview [概要]

吉乃川ファンとの接点づくりの場となる「醸蔵」
◼所在地 〒940-1105 長岡市摂田屋4丁目8番12号
TEL.0258-35-3000㈹ FAX.0258-36-1107
◼創業 1548(天文17)年
◼事業内容 清酒製造販売
◼資本金 2,100万円
◼従業員数 80人
◼支店 東京支店
◼ホームページ https://www.yosinogawa.co.jp/