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水産物安定供給の責務と社会的使命を果たす

代表取締役社長
坪川 篤

水産会社としての役割と使命についてお聞かせください。

 公共性を持つ市場の卸売会社として、当社には水産物安定供給の責務と社会的使命があります。日本近海の漁獲量が激減している中で、特にこの2、3年は仕入れの安定を図ることに注力してきました。輸入水産物は、魚種によっては欧米や中国などの高値買い付けにより、日本は買い負け現象が続いています。供給安定は喫緊の課題です。
 また、消費者の魚離れに対応するために、簡便性や即食性のある加工商品の開拓も必要です。価格に納得してもらえる付加価値を付けた商品開発も進めていきます。

近年、環境問題への対応を強化しています。

 国際的に水産資源の管理が厳しくなり、環境問題を意識して商品を扱う企業が評価される時代です。当社は9年前に海のエコラベルであるMSC認証を取得。水産資源管理が非常に厳しいアメリカ200カイリ内のベーリング海、アラスカ湾海域で操業する水産会社から、MSC認証魚を安定して輸入しています。今後も厳格に資源管理され、持続的に再生産されている認証魚の取り扱い増加を図っていきます。
 また、2年前に取得したASC認証は、環境に配慮して生産されている養殖魚とその流通を認証する国際機関の制度です。新潟では人気の高いサーモンなど、安心安全な養殖魚の取り扱いも積極的に推進します。
 さらに、市場水産卸売会社としては全国的に取得例が少ないISO22000を取得し、食品安全マネジメントシステムによる品質管理を徹底しています。
 環境に過剰な負荷をかけず、社会的責任を企業として果たしているかを、認証取得で分かりやすく知らせるのは、事業を展開する上でも大切です。これからも「海と生きていく」企業として、環境に配慮した、より安全な水産物の流通を通し、「海の豊かさ」を守りながら、消費者の皆さまに貢献していきます。

若い世代へのメッセージをお願いします。

 スマホ一つでどんな情報も手に入る時代ですが、若い時は実際にいろいろな体験をして感性を磨き、長い人生をしっかり支える強い基盤をつくってほしいです。迷った時は急がず、焦らず、立ち止まってゆっくり呼吸してください。呼吸が整うまで1、2年かかっても、人生100年の時代ではわずかな時間。次のステップで十分、取り戻せますよ。

Overview [概要]

新潟市中央卸売市場水産で初の女性セリ人
◼所在地 〒950-0114 新潟市江南区茗荷谷711番地
TEL.025-257-6400 FAX.025-257-6415
◼設立 1924年12月8日
◼事業内容 水産物卸売業・冷蔵倉庫業
◼資本金 4億9,847万円
◼売上高 224億円(2021年3月期)
◼グループ会社 大栄魚類㈱、㈱村上魚市場 他3社
◼ホームページ https://www.niigata-reizo.co.jp