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新潟の魅力PRと地域課題解決のために尽力

新潟支店 支店長
筒井 玲子

新型ウイルス前の日常が戻ってきましたね。

 国内線のご利用は、ほぼ以前の水準に戻りました。他の航空会社や空港ビルとも連携しながら、旅行客の需要を取り込んでいきます。
 昨年は新潟市と共同でふるさと納税のオリジナル返礼品として「お仕事体験&航空教室」を実施しました。また、当社の客室乗務員(CA)が手掛けた純米大吟醸酒「そらとなでしこ」の開発や棚田保全活動、国内線ファーストクラスでの県産品提供など、地域課題の解決と県産品PRにも力を入れました。これらの取り組みは今後も続けていきたいと思います。
 昨年11月には新潟空港から香港国際空港へ県産錦鯉を送り出す実証実験に参画。これまでは産地である中越地域から首都圏に運ばれて輸出されていたのですが、新潟空港からの空輸なら、短時間で錦鯉にストレスを与えることなく目的地へ届けることができます。県の農林水産物輸出額の1位は錦鯉で、米の約2倍だそうです。今後も県産品の輸出拡大に協力していきます。

今年のトピックをお話しください。

 当社は佐渡市と人財育成に関わる連携協定を2021年に提携しました。本年度も佐渡金山の世界文化遺産登録を支援します。島全体の「おもてなし力」を高め佐渡の魅力を広く伝えるお手伝いができれば。佐渡汽船とも連携を深め、食の宝庫である佐渡の魅力を関西や北海道からの誘客につなげていきます。高所得者向けパッケージ商品、自然や異文化を体験する「アドベンチャーツーリズム」も提案したいですね。
 2次交通の課題解決として、出発地から目的地までストレスなく移動できる経路検索サービス「JAL MaaS(ジャルマース)」の実証実験を妙高市で始めました。空港を中心に地上交通の予約や手配ができるだけではなくマイルも貯まる、インバウンド向けのワンストップサービスです。
 さらに法人の皆さまには、海外出張をサポートする「JALコーポレートフライトメリット」や国内出張をお得に手配できる便利な「JALオンライン」をお勧めしていきます。

次世代のリーダーに望むことは何でしょうか。

 若い方はぜひ海外に行ってほしいと思います。旅行はもちろん留学やワーキングホリデーなど、さまざまな価値観や多様性を感じ、かけがえのない経験を積んでいただきたいですね。その時の経験は社会に出てからきっと役立つと思います。

Overview [概要]

地域活性化の一環として、日本航空新潟支店が製品化への
提案等に携わった純米大吟醸酒「そらとなでしこ」
◼所在地 〒950-0088 新潟市中央区万代2-1-1 COZMIXビル4階
本社:〒140-8637 東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産ビル
◼設立 1951年8月1日
◼事業内容 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
航空機使用事業
その他附帯する又は関連する一切の事業
◼資本金および資本準備金 5,468億3,100万円
◼従業員数 12,969人(2023年3月31日現在)
◼連結従業員数 36,039人(2023年3月31日現在)
◼ホームページ https://www.jal.com/ja/