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社会に必要とされる企業へ より一層の変革を

代表取締役社長
坂田 匠

金属屋根部品のトップ企業です。

 創業からずっと、工場の屋根などの金属屋根部品に特化した製品を展開してきました。現在は5万アイテムを製造し、非住宅では圧倒的なシェアを持っています。環境への関心の高さから、今のところ太陽光パネル設置面積は右肩上がりで、それに関わる当社の業績も順調です。
 しかしエネルギー分野の世界は、明日にはどうなるかわからない。海外で「昔」といえば2年前のことだったりします。何かが起きればすぐにでも変化にさらされるのは間違いない。そんな中でどうやって社会の役に立つのか。それは企業の体質そのものに関係すると思います。
 私が考える理想のイメージを100とすれば、当社はまだ10しか達成できていません。DX、AIの活用は進んでいますが、いまだに電話やファクスで注文が来ます。発注から製造、供給、パレタイジング(荷積み)まで自動でできるようにするには、取引先を巻き込んで変えていかなければなりません。理想の実現に向け、より一層取り組みを進めます。

人材への考えをお聞かせください。

 健康経営や働き方に対し、さまざまな賞を頂いています。ただ、少人数での生産性が上がり続けているため、なかなか若い人を採用できていない面もあります。
 ベトナム・ハノイ工科大学出身の優秀な技術者5人はすっかり新潟になじみました。数人は既に結婚しています。私たちは彼らを「人手」ではなく「日本語、英語、ベトナム語が堪能なトップクラスのエンジニア」だと思い、その高いスキルに対しての報酬を支払っています。今後もハノイ工科大学の卒業生を採用したいですし、今いる社員にはリクルーターになってもらえればと思います。
 一方で、社員の3割ほどを占める女性の活躍は当社の最優先課題。あえて「女性だから」という特別視はしていませんが、優秀な女性社員は複数います。長岡技術科学大学と共同で開発した透明度が高い氷「単結晶氷」をギフトとして企画したのも女性です。いずれ役員まで伸びていく人もいるだろうと期待しています。

若い頃の自分へのアドバイスは。

 「たばこと酒はやめておけ」ですね。たばこを吸っていなければ、かなり人生が変わったと思います。酒で付き合いが楽しいことも多かったですが、酒の上の約束で相当な損をしています。飲まなければ別の人生があったかもしれません。今はたばこはやめ、酒も年4回くらいにしています。

Overview [概要]

「子育てを応援したい」という思いから作られたギフト品 『こどものこおり ごきげん』
◼所在地 〒940-2403 長岡市与板町本与板45番地
TEL.0258-41-5266 FAX.0258-72-0051
◼創業 1951年9月1日
◼設立 1973年1月24日
◼事業内容 各種建築金物の設計、開発、製造、販売、施工及び施工指導・自然エネルギーを利用した発電及び売電に関する事業
◼資本金 1,320万円
◼売上高 64億951万円(2023年12月期)
◼従業員数 175人(2023年12月)
◼事業所 東京支店、大阪営業所、阿賀野工場(常設展示場 VISIONARIUM)
◼ホームページ https://www.sakata-s.co.jp