デジタルコンテンツ事業をさらに進化

小山 章司 氏
番組と連動したウェブメディアや県内ニュースの動画配信など、デジタルコンテンツに注力しています。
新潟おでかけメディア「025 ゼロニィゴ」は昨年のスタート以来、少しずつ認知されてきています。今年はさらに使ってもらえるよう充実させたいと思っています。ニュース配信数は専任の担当者を設けてから飛躍的に増えました。ウェブではニュースをリアルタイムでお届けすることができます。地域の情報を全国、世界に向けて発信できます。ビジネスとしての伸びしろもまだまだあると考えています。
地上波を最優先し、業界内で視聴率や広告売り上げを追求するだけではなく、原点に立ち返って、生活者や視聴者、クライアントの皆さんを第一に考えようと、社長就任以来、言い続けてきました。それがだいぶ浸透してきて、社員それぞれが何をすべきか考え始め、新しい挑戦が生まれてきています。
4月には「デジタルコンテンツ戦略室」を設立。現在のデジタルコンテンツ事業をさらに進化させます。また、新設した社長室では2031年の50周年に向けたパーパスを策定し、今後の経営戦略を練り直して、新事業の創出を進めていきます。
働き方改革についてお話しください。
昨年から「Happyワークチャレンジ!」と称した取り組みを本格的に始めました。各セクションで自分たちのありたい姿、どう働いて何を産み出していきたいかについて話し合ってもらい、実現を目指します。そのためには既存の業務を効率化し、心身ともに余裕を持たなくてはなりません。自分たちがやりたいことやワクワクすることを頭に描き、一つずつ実現させていけば、自然にいい会社になっていくでしょう。
若い世代へのメッセージをお願いします。
新しい世の中を自らつくれる大チャンスの時代。自分たちの思いが社会に役立つと信じて、チャレンジを続けてほしいです。
テレビは「古いメディア」と言われることもありますが、逆に新しい面を出せる格好の機会でもあると認識しています。テレビ局が成長できる要素はまだたくさんあり、そのリソースも備えています。メディアとして培ったノウハウを使い、デジタルコンテンツなど新しい事業を展開していけば、ビジネスチャンスは広がります。新潟にUターン、Iターンを考えている方は、ぜひ当社にチャンスをつかみに来てほしいですね。
Overview [概要]

◼所在地 |
〒950-8555 新潟市中央区新光町1番地11 TEL.025-283-1111㈹ |
◼創立 | 1980年10月23日 |
◼事業内容 | テレビ放送、各種事業企画・実施、出版物の刊行および販売 |
◼資本金 | 10億円 |
◼売上高 | 60億5,259万円(2020年4月~2021年3月) |
◼従業員数 | 96人(2022年3月1日現在) |
◼支社 | 東京、関西、長岡、上越 |
◼関連会社 | ㈱プロメディア新潟、㈱TeNYサービス |
◼ホームページ | https://www.teny.co.jp/ |