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老舗の味を未来につなぐための革新を

代表取締役社長
加島 長八

昨年のトピックをお話しください。

 昨年7月、当社の亀田工場が食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」の認証を取得しました。お客さまに安心と安全をお届けしたい熱い思いで社内に「食品安全チーム」をつくり、工場で働く社員が一丸となって工場内の食品衛生、マネジメントの充実にと頑張ってくれました。認証に至るまでの作業量は膨大で、社員には大変な苦労があったと思います。
 認証を取得したことで社員の意識が変わりました。今後は毎年の外部監査に加え、自主監査も行うことになります。引き続き製品の品質維持・向上のために努めます。
 その他、FPVロボティクス(東京)が手掛けた配送サービスの実証実験に参加しました。小型無人機ドローンを使い、当社の「さけ茶漬」などを届ける実験です。こうしたドローン配送の実用化が進めば、配送業者の皆さんの人手不足解消の一助になるのではと感じました。

新型ウイルス禍が続きます。影響はいかがですか。

 人々のライフスタイルやビジネスの在り方が大きく変わりました。巣ごもりで外食を控えた分、家でおいしいものを食べたいとネット通販が好調です。贈答需要も増えました。これらには引き続き対応していきます。

この先注力することは何でしょう。

 老舗企業であっても、その味を未来に継承するためには、改革が必要です。古い組織体質や企業風土を見直し、効率化を図る取り組みをスタートさせました。同時に海洋資源を扱う企業としてSDGsへの貢献も必須だと考えています。世界的に漁獲量が減っている中、環境改善へとつながる活動を行っていきます。
 これらの活動の背景には、顧客満足度と社員満足度の向上があります。社員には「働くのが楽しい」と感じてほしいし、仕事が自分の喜びにつながってほしい。働き方改革にも積極的に取り組んでいきます。

若い世代へのメッセージをお願いします。

 新型ウイルスの影響で、人と会って話をする機会や触れ合いが減りました。SNSなどでのやりとりばかりの人も多いと思います。しかし、若い方々こそ対面のコミュニケーションをもっと大切にしてほしい。温もりが感じられる人と人とのやりとりが増えれば、生活はもっと豊かになるのではないでしょうか。食事はおなかを満たせばいいものではありません。人との会話も味わって、実り多い人生を歩んでもらいたいと思います。

Overview [概要]

本店外観
◼所在地 〒951-8066 新潟市中央区東堀前通8番町1367番地
TEL.025-229-0105㈹
◼設立 創業1855(安政2)年
設立1954(昭和29)年
◼事業内容 海産物加工販売
◼資本金 7,000万円
◼売上高 44億6,900万円(2021年3月期)
◼従業員数 226人
◼事業所 本社 新潟市中央区東堀前通8番町1367番地
工場 新潟市江南区亀田工業団地1-3-13
◼ホームページ https://www.kashimaya.jp