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逆境は絶好の機会 CSV経営で未来を開く

代表取締役社長
森井 康

「ピンチをチャンスに変える」が今年のテーマだそうですね。

 2月に段ボール原紙が値上げされ、インキ、コンスターチ等の副資材、エネルギー全般も値上がりしています。お客さまに製品値上げのお願いをするというのは、営業社員にとって最もつらい仕事。この苦しさを、全社員で乗り切ろうというメッセージです。
 日本に段ボール産業が生まれて百余年、段ボール需要はずっと増加を続けています。その一方で大手段ボールメーカーの寡占化が進み、全国における独立系中小段ボールメーカーの数はどんどん減っています。消えていく方に入らないために、あらゆる努力を続けてきました。

新型ウイルス禍では、飛沫防止対策パーテーションなどヒット商品も生み出しました。

 子ども用デスクや段ボール製玩具、防災関連グッズも人気です。これらは段ボールの驚異的なリサイクル率を生かせ、エコであることのPRにもなる商品。開発力、提案力は当社が鍛えてきた戦力です。版作りから納品までワンストップで迅速に、少ない数量でも細やかに対応できることなども当社の強みです。そして、最も大きな武器は創業以来「お客さまとの約束を誠実に守る」ことを至上命題としてきた姿勢です。

社会と企業の共通価値を創造する「CSV経営」にも力を入れています。

 事業活動を行う上でも、ステークホルダーにとって良いことは何かを考え行動しています。例えば、地域の学校の工場見学受け入れや、環境に配慮した森林資源管理に対して発行される「FSC認証」の取得などを行っています。
 2年前からは燕三条トレードショウに参加し、SDGsの観点から段ボールの可能性を示す提案型のブースを出展しています。段ボールは95%を超える回収率で、再生率は92%。おおむね6回程度箱に生まれ変わります。それらをPRすることで、今まで付き合いのなかった企業から協業の提案がありました。こうしたCSV経営の成果は、私だけでなく、日々コスト削減に取り組み価格競争にさらされる社員にも、会社の未来像を示してくれています。

若い世代に伝えたいことは。

 若者を見ていると、興味の薄いことに極端に無関心なことが気になります。心を閉ざさずに見れば、そこに面白さや気付きがたくさんあるはずなのに、非常に惜しい。社員には「いつもオープンマインドでいなさい」と言っています。

 

Overview [概要]

◼所在地 〒959-0215 燕市吉田下中野1551番地2
TEL.0256-92-2155 FAX.0256-92-6156
◼創業 1919年1月8日
◼事業内容 段ボールシート及び段ボールケース製造販売、包装資材販売
◼資本金 4,500万円
◼売上高 30億円
◼従業員数 105人
◼営業所 東京営業所、東北営業所、山形営業所
◼グループ会社 ㈱オーエムパック、㈱ペック、モリックス運輸㈱、
エクセレント㈱、森井香港有限公司、
森井包装設計(深セン)有限公司
◼ホームページ https://www.morii-group.co.jp/