創業150周年目前 存在価値を示す1年に

兼 新潟統括支社長
小樋山 規之 氏
生ビール「黒ラベル」が好調です。
昨年、若者を中心に大きく伸長しました。「圧倒的ブランド体験」によるファン化スピードの加速、世界観への共感を重視しています。今後もブランドメッセージ「丸くなるな、☆星になれ。」を掲げ、イベントや情報発信などを通じさらなる市場拡大を図ります。新潟では今年も7月に「ザ・パーフェクト黒ラベル」を体験してもらうイベントを開催します。
ヱビスブランドは「たのしみながら世界を変えている」人々とのコラボレーションを次々に展開し「唯一無二のプレミアムビール」として独自の取り組みを実現していきます。
ふたを開けてすぐに飲める低アルコール飲料のRTD(レディー・トゥー・ドリンク)も成長を続けています。今年2月にはホワイトブランデー仕立ての「氷彩サワー」を発売しました。
外食産業を応援する取り組みにも注力しています。
生ビール1杯のおいしさを追求する「ザ・パーフェクト黒ラベル」「絶品ヱビスの店」の取り組みを継続。飲食店でしか味わえない真のおいしさを一人でも多くのお客さまに体験してもらいたいと思います。完璧に温度管理され注がれる生ビールは格別なものですから。
来年は150周年を迎える記念すべき年であり、また酒税改定の年でもあります。ビールでは王道を歩みつつ、新ジャンルでは機能性を追求。当社には追い風になるでしょう。
新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」はいかがですか。
2012年に販売を開始、22年にはパッケージと飲み口をリニューアルしました。おかげさまでリニューアル後3年連続2桁増と好調な売り上げを維持しています。サッカーJ1・アルビレックス新潟とのコラボや新潟の枝豆と一緒に楽しむキャンペーンも喜ばれており、4年連続の大幅伸長を目指しています。新潟はサッポロビールの生みの親であり育ての親。県民の皆さまの応援が力になっています。県外の方には新潟の思い出として買い求めてもらいたいですね。
若い頃の自分にかけたい言葉は。
「今の若いやつらは…」と言われることが悔しくて、寝る間を惜しんで仕事していた頃の自分に言いたいのは「30年後、同じことを自分も言っているよ」ということ。いつの時代にも世代間ギャップはあります。
また、雇用も働き方も大きく変わるので、若いうちにできるだけの勉強をしなさい、と伝えたいですね。
Overview [概要]

◼所在地 |
〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ TEL.025-245-5521 FAX.025-241-7472 (本社:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番1号) |
◼創業 | 1876年9月 |
◼事業内容 | ビール・発泡酒・その他の酒類の製造・販売、ワイン・洋酒の販売他 |
◼資本金 | 100億円 |
◼売上高 | 5,308億円(2024年12月期) |
◼従業員数 | 6,402人 |
◼ホームページ | https://www.sapporobeer.jp/ |