2施設が今春オープン 県民に寄り添う健診を
新しい施設が相次いでオープンしていますね。
国道116号新潟西バイパス小新インターチェンジ(IC)から車で3分の場所に新潟健診スクエアが4月4日にオープンしました。5月14日には北陸道三条燕ICから5分の好立地に県央健診スクエアが開業します。どちらの施設も健康診断と人間ドックを別フロアに分け、男女別に受診していただけます。
2施設に共通しているのは、人間ドックのスムーズな流れと検査項目の充実です。受診される方はタブレット端末を使い、効率よく検査を行うことで滞在時間を短くできます。待ち時間が少なくストレスなく受診していただけるでしょう。
また当会では多くの検査項目を無料で実施しています。基本検査項目以外の検査で分かる疾病は少なくありません。このほど一般的な尿検査では検出できないわずかなタンパク質を見逃さない「尿中アルブミン」検査を無料としました。慢性腎臓病の早期発見に役立てていきます。他にも有料とはなりますが、オプション検査「健診ぷらす」を拡充しています。「なんとなく気になる」ことをチェックしていただければと思います。
数ある健診施設の中から「第一に選ばれ続ける」ためには。
健診業務を行う私たちの成果品はデータです。疾病があるかないかは数字の羅列にしか過ぎません。しかしそのデータを得るまでのプロセスに注目していただきたいですね。
例えば、専門学会の認定技師の取得を推進しています。腹部超音波検査の超音波検査士31人、検診マンモグラフィ撮影認定技師21人、胃がん検診専門技師41人が在籍。認定技師の育成は簡単な事ではありませんが、欠かせない取り組みと捉えています。2021年度は212件のがんを発見しました。早期発見、早期治療で健康寿命を延伸してほしいと思っています。
また、受診していただく方にゆったりお過ごしいただくことも私たちの喜び。プロのスキルを身に付けたスタッフがサービスを提供しています。カロリーや栄養価にも配慮した「すこやか弁当」も好評です。
次世代のリーダーに望むことは何でしょうか。
私たちの職場で言えば、企業理念をしっかり認識して「第一に選ばれ続ける」ために何が必要かを探す姿勢でしょうか。あるべき姿と現状のギャップを考えるリーダーが数多く育ってくれればと思います。
Overview [概要]
◼所在地 |
〒951-8133 新潟市中央区川岸町1-39-5 TEL.025-267-1200 FAX.025-267-1207 |
◼設立 | 1962(昭和37)年5月1日 |
◼事業内容 |
保健事業:健康診断、人間ドック、各種がん検診、産業保健活動、教育研修活動 医療・介護事業:病院(内科・整形外科・リハビリテーション科・歯科)、介護老人保健施設 |
◼売上高 | 94億6,600万円(2022年度) |
◼職員数 | 975人 |
◼施設 | 本部集団検診センター、新潟ブレスト検診センター、新潟健診スクエア、プラーカ健康増進センター、新潟ウェルネス、新津成人病検診センター、県央健診スクエア、岩室成人病検診センター、吉田検診センター、燕検診センター、アクアーレ長岡健康増進センター、柏崎検診センター、小出検診センター、十日町検診センター、佐渡検診センター・岩室リハビリテーション病院・介護老人保健施設 いわむろの里 |
◼ホームページ | https://www.niwell.or.jp/ |