歴史と伝統のある保険会社です。

　前身である明治生命の創業は１８８１年。２００４年に明治生命と安田生命が合併して新会社になりました。新潟支社は１９３６年開業です。当社の基本的な理念である「明治安田フィロソフィー」では「確かな安心をいつまでも」をミッション（使命）に、「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」を目指すこととしています。
　今年１月、ブランド通称とコーポレートロゴを「明治安田」に変更しました。従来の生命保険会社の役割を超えて、人や地域に寄り添っていくという決意を込めています。

新潟支社での取り組みを具体的にお聞かせください。

　キーワードは健康と地域。「みんなの健活プロジェクト」と「地元の元気プロジェクト」を推進中です。
　新潟支社は県、サッカーＪ１・アルビレックス新潟と連携協定を結び、選手と一緒に歩く「Ｊリーグウォーキング」、小学生向けサッカー教室、献血の啓蒙（けいもう）活動などを行っています。
　医療セミナーやイベントも定期的に実施しています。昨年は朱鷺メッセで「こどもシゴト博」を初開催。子どもたちに県内企業の職業体験をしてもらいました。子どもたちが就職する際、地元企業を選択肢に入れるきっかけになればいいですね。第２弾を加茂市で開催しましたが、いずれも非常に好評でした。今後も県内各地で実施していく予定です。
　他にも地域活性化のため、連携協定を結んでいる自治体などに「私の地元応援募金」として寄付していますし、営業所ごとに地域清掃などのボランティア活動も継続しています。企業には、従業員等の健康づくりに積極的に取り組む企業を登録する県の制度「にいがた健康経営推進企業」のご案内もしています。
　全社的に見ても新潟支社の取り組みは先進的。全国展開できるモデルケースを目指します。

次世代のリーダーに望むことは何でしょうか。

　「火」ですね。スタッフのハートに火をつける、つまり鼓舞しつつ、新しいことにチャンレンジする。火を起こし、大きな火に育てるのがリーダー。必要なマインドは謙虚さ、スキルは周囲を巻き込む力、難しい仕事にも挑み、守りに入らないスタンスではないでしょうか。今後は人と違う課題解決方法を発想して実現し、継続する力も必要です。私の仕事スタイルは即断・即決・即実行。凡事徹底を大事にしています。