第13次中期経営計画がスタートしました。

　計画と併せて新たに策定した長期戦略方針では、「地域から信頼され、地域とともに成長し、地域の未来を創造する銀行」、「働く全ての人が互いに高め合い、いきいき・はつらつと輝いている銀行」をビジョン（なりたい姿）として掲げました。地域の元気な未来に向けて、全力で取り組んでまいります。
　第13次中期経営計画「ValueUp（バリューアップ）～ワクワクする未来へ～」の基本戦略や目標は、全てのステークホルダーの皆さまに向けて価値を創出していく、という観点で設定しました。たとえば、法人のお客さまには経営計画の策定を支援し、計画を達成するために最適なソリューションを提案する、個人のお客さまにはライフプランニングのような形で将来必要なお金を見える化し、資産形成のアドバイスを行うなど、お客さまの目指す「なりたい姿」の実現に貢献してまいります。

最近のトピックをお話しください。

　資本性資金の供給を通じて地域のスタートアップ企業などの成長を支援するため、昨年５月にファンドの運営・管理などを行う子会社「大光キャピタル＆コンサルティング」を、７月にはＳＢＩグループと共同で「大光ＳＢＩ地域活性化ファンド」を設立しました。
　また、今年４月には「チャレンジする人が成長し活躍できる風土」、「働きに見合った公平な評価と処遇の実現」、「さまざまな能力を持った人財が活躍できる組織」を目指し、20年ぶりに人事制度を改定しました。ワークライフバランスに合わせて、自宅から通勤可能な範囲の勤務地で働く地域総合職と、勤務地を限定しない総合職を選択制に。さらに、意欲的にチャレンジして能力を発揮している行員が早く昇格できるように昇格基準を改定しました。
　昨年、長岡市から、職場環境の改善に向けて優れた取組みを実施した企業を表彰する「はたプラチナ賞」を受賞。育児中の支援や女性のキャリアアップのサポートに力を入れた結果が評価されたと受けとめています。今後も従業員のやりがいや働きやすさにつながる取組みを推進していきたいと思います。

次世代のリーダーに望むことは。

　環境変化が激しい時代の中でリーダーに求められるのは先見性と変化適応力。事業を通じて、利益だけでなく社会課題の解決にもつながるビジョンを描き、実現に向けて行動する次世代リーダーに期待します。