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「伝える」から「つなぐ」そして「つながる」へ

代表取締役社長
酒井 昌彦

昨年12月に開局55周年を迎えました。

 開局55周年プロジェクト「NST FUTURE ACTION(フューチャーアクション)」では、地域の持続的発展と子どもたちの未来に向けた企画や番組に全社を挙げて取り組みました。社員一人一人が新潟の未来を考え、行動に移した企画です。その一環として、本社と弥彦送信所に100%再生可能エネルギー由来のグリーン電力を導入。好感を持って受け止められました。
 県内企業などの38の職業を紹介する「にいがたのおしごと本2023」を新潟市内の中学1年生に贈呈。保護者の方々にも喜ばれました。また、新潟に生まれた赤ちゃんへ誕生のお祝いと健やかな成長を願って贈る「はじめてばこ」は3年目になりました。この春までにおよそ7千のご家庭にお届けしています。

注目の番組を教えてください。

 土曜日の午前中に、自社制作の3番組が続きます。情報バラエティー「八千代コースター」から始まり、タレントのJOYさんによるロケバラエティー「潟ちゅーぶ」、サッカー応援番組「KICK OFF! NIIGATA(キックオフ!ニイガタ)」という流れです。「潟ちゅーぶ」やNGT48メンバーらが動画を紹介する「バズタイムズ」は、放送直後から全編ユーチューブで配信しています。

今年のトピックは。

 新潟地震から60年、7.13新潟豪雨と中越地震から20年。防災減災に関する情報をさまざまな場面でお伝えしていきます。災害報道は重要な使命、責務です。地域のテレビ局として、自らの在り方を模索し挑戦を続けながら、県民の皆さまへ「伝える」役割を果たし、多くの方々へ「つなぐ」報道をする。そして視聴者、企業、自治体としっかり「つながる」。目の前に広がる可能性にこれからも挑んでいきます。
 この春から放送されている新ブランドCM「君は何色に染める?」は、社員が企画しストーリーを作成しました。「伝える」「つなぐ」「つながる」という私たちの思いをお届けします。また今年は、やすらぎ堤につながる本社社屋の「ゆめてらす」を活用した企画を工夫し、にぎわいの創出につなげられればと思っています。

次世代のリーダーに望むことは。

 五感と創造力を大切に、ものごとを俯瞰(ふかん)的に見てほしいですね。得意な分野を持つスペシャリストになることも大事ですが、もう少し視野を広げてほしい。時には興味のないものも含め、幅広く見る経験を積んでほしいと思います。

Overview [概要]

夕方ニュース「NST News タッチ」
◼所在地 〒950-8572 新潟市中央区八千代2-3-1
TEL.025-245-8181(総合案内)
025-249-8878(NSTイベントインフォメーション)
◼開局 1968年12月16日
◼事業内容 放送事業(フジテレビ系列)、スポーツ・舞台等各種催物の企画、制作、販売及び興行
◼資本金 3億円
◼売上高 65億8,989万円(2022年3月期)
◼従業員数 83人(2024年4月現在)
◼支社 東京支社、関西支社、長岡支社、上越支社
◼ホームページ https://www.nsttv.com/