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「ともに」の力で、笑顔の明日へ挑む

代表理事 理事長
登坂 康史

2生協統合から3年目を迎えました。

 旧コープにいがた、旧コープクルコの組織合同(合併)から3カ年計画を立て、仕事の仕方を融合してきました。昨年は実力を備える年として配送コースの見直しやセンターの統合などを実施、計画通りに進みました。今年はその仕上げとともに、次の中期計画を作る年になります。
 このほど、コープデリグループとして2035年に目指す姿として「ビジョン2035」を策定します。メインメッセージは「食べるしあわせ、自分らしいくらし『ともに』の力で、笑顔の明日を」。今年6月の通常総代会での承認を経て、実行に移します。
 暮らしを取り巻く環境は、地球環境問題の深刻化や大規模な災害、世界各地での紛争など、厳しさを増しています。コープデリにいがたは「ビジョン2035」の実現に向けて、「ともに」の力で歩んでいきます。

新型ウイルス禍での変化はありましたか。

 巣ごもり需要で宅配の利用が伸びましたが、一過性のものかもしれないと案じていました。しかし組合員は合併前合算を上回る約24万人となり、暮らしを応援する事業の価値をご理解いただいたものと感じています。昨年度、関東・信越1都7県のコープデリグループで、私たちコープデリにいがたが組合員満足度ナンバーワンとなりました。今年は「挑む年」として、さらなる生協の仲間づくりに尽力していきます。
 また、私たち生協にはこれまで積み重ねてきた取り組みがあります。例えば自然災害が起きた際のサポート。中越地震、中越沖地震の際には全国の生協からたくさんの支援をいただき、東日本大震災の時には、全国の生協のトラックが被災者の仮設住宅への引っ越しを支援しました。能登半島地震では被災したコープいしかわへ、コープデリにいがたからも支援に行きました。また、全国の生協で支援募金に取り組んでいます。「ビジョン2035」で掲げた「笑顔の明日を」みんなでつくっていきたいですね。

次世代リーダーに望むことは何でしょうか。

 リーダーはオーケストラの指揮者のようなもの。異なる音色を奏でる異なる楽器の演奏者をまとめ、それぞれの力をどう発揮させるか。メンバーそれぞれの役割や持ち味を輝かせる力がある人が、次世代リーダーにふさわしいと思っています。

Overview [概要]

コープデリ下越センター(新潟市江南区)
◼所在地 〒950-1194 新潟市西区山田2309-7
TEL. 025-201-5550 FAX. 025-201-5540
◼事業開始日 2022年3月21日
◼事業内容 宅配事業、夕食宅配事業、共済・保険事業
◼出資金 57億7,984万円(2024年2月20日現在)
◼総事業高 288億6,497万円(2023年度見込み)
◼従業員数 506人(パート・アルバイト含む)
◼事業所 本部(物流センター・宅配事業センター併設)
宅配事業センター・夕食宅配事業センター(新潟市4・長岡市2・上越市1・佐渡市1)
◼ホームページ https://niigata.coopdeli.coop/