中堅企業の情報投資意欲を高め 新潟に元気を

最上 正人 氏
経済産業省DX認定制度のDX認定事業者に選定されました。
県内では4番目の認定です。デジタルマーケティング活用、システム基盤刷新によるデータ統合、AI開発体制拡充という三つの視点から、DXを積極的に推進する方向性が認められたものと考えています。
また昨年は、厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する「くるみん」制度の認定も受けました。実はDX認定、くるみん認定とも、社員の意識変革や自発的な取り組みが先行して、外部の認定評価が後からついてくる形となりました。今まで推進してきたことが、評価していただけたように感じます。
来年は創立50周年。「DXによるお客さまの課題解決」という目指す方向性を明確に掲げ、さらに大きな成果を上げる努力を続けていきます。
本年のトピックをお話しください。
7月にDXソリューションの展示会「CECソリューションフェア」を開催します。昨年同様、リアルとオンラインのハイブリッド開催となりますが、今年は新たにメタバース(仮想空間)を体感いただきます。DXの展示だけでなく、遊び心たっぷりな仮想空間にご期待ください。
今年の事業ベースは、「インボイス(適格請求書)制度」の開始と、紙書類のデジタル化を推進する「電子帳簿等保存制度」への対応が核となります。インボイスは10月の制度開始に向けて、新規・既存顧客とも活発な対応が続きます。基幹業務のDX化への対応は、販売管理システム、倉庫管理システムといった、当社の得意分野をさらに伸ばしていくことになるでしょう。また金属加工業向け基幹システムのリリースも予定しています。当社のソリューション、IT技術力を全国に発信し続け、お客さまのDX化を展開していきます。
新潟の元気のためには何が必要でしょうか。
当社は情報システムの構築・運用を請け負うシステムインテグレーターですが、新潟の企業は慎重派が多いのではと感じます。DXの必要性を感じてはいるものの、まだ様子見というところも少なくありません。理解を求めつつ、中堅企業の情報投資意欲を高めていきたいですね。
IT導入補助金の支援事業者でもある私たちには、デジタルテクノロジーに関する豊富なノウハウがあります。新たな付加価値づくりを考える「DXパートナー」として、さまざまな提案ができます。「ちょっとやってみようか」が新潟の活性化、元気につながるかもしれません。
Overview [概要]

ぜひご体感ください。
◼所在地 |
〒950-0913 新潟市中央区鐙2-10-6 TEL.025-243-5101 |
◼設立 | 1974年8月30日 |
◼事業内容 | クラウドソリューション、システムインテグレーション、システムコンサルティング、システムサポート、ネットワークソリューション、データセンターサービス、ICT機器販売、メンテナンス |
◼資本金 | 5,000万円 |
◼売上高 | 38億6,082万円(2022年3月期) |
◼従業員数 | 135人 |
◼支店 | 長岡支店 |
◼グループ会社 | 中越運送㈱、中越通運㈱ 他 |
◼ホームページ | https://www.cec-nis.co.jp/ |