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デジタルの力で地域の防災・減災に貢献

新潟支店 支店長
石井 宏明

昨年6月に着任されました。

 新潟支店長に就任後、県内各地域で情報通信に限らずさまざまな意見交換を行い、お客さまの課題解決や新たな価値創造について、当社が貢献できることをお伝えしてきました。
 また、組織の見直しがありましたので、仕事が円滑にでき、事業がうまくいくように心がけてきました。

今年4月、NTT東日本グループは「防災研究所」を設置しました。

 普段から災害に備えること(防災)は大切です。最近は、デジタル技術を活用して、災害の被害を軽減する(減災)取り組みが注目されています。
 防災研究所では、当社が災害対応で培ったノウハウと経験を基に、今後有識者の知恵もお借りしながら、先端テクノロジーを活用することで地域の皆さまと共に災害に強いまちづくりに貢献したいと考えています。
 新潟支店は県内の複数の自治体と災害時の通信網確保などに関する協定を結んでいます。これまでも有事の際に自治体と連携し、通信設備を復旧してきましたが、協定をもとに平時から万一の際の連絡体制を確立して必要な情報を共有できれば、さらに初動が早くなります。現在、新潟市や長岡市など14市町村と協定を結んでおり、今後も各自治体の皆さまと締結に向けた協議を進めます。

地域・社会貢献にも積極的です。

 道路や橋などインフラ設備のメンテナンスが社会的な課題となっています。自治体や関係企業が連携し、当社の技術・知見の活用や地域のインフラ設備全体を統合したプラットフォームの構築ができれば、メンテナンスがより効率的になり、コストも抑えられるのではないでしょうか。
 また、当社には野球やバドミントン、ボート(ローイング)の社会人チームがあり、オリンピックや世界的な大会への出場経験を持つ選手も所属しています。新潟支店では地域貢献活動の一環として、小中高生を対象としたスポーツ教室を昨年度は4回実施しました。スポーツを通じた地域振興と、競技レベルの向上にこれからも貢献していきたいですね。

若い頃の自分へのアドバイスは。

 入社当時はシステムエンジニアのような職種が人気で、私も希望したのですが、かないませんでした。通信設備を構築する部署で働きながら「なんで俺だけ」と、地味な仕事をしている感覚だったんです。しかし振り返ってみると、派手さはないが屋台骨となる仕事を続けられたからこそ、今の自分がある。「流行に流されずに、物事の本質を見極めろ」と新入社員時代の自分に言いたいですね。

Overview [概要]

◼所在地 〒951-8519 新潟市中央区東堀通七番町1017番地1
(本社)〒163-8019 東京都新宿区西新宿3-19-2
◼設立 1999年7月1日
◼事業内容 東日本地域(※1)における地域電気通信業務(※2)及びこれに附帯する業務、目的達成業務、活用業務
※1 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県及び長野県
※2 県内通話に係る電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービス
◼資本金 3,350億円
◼売上高 1兆7,000億円
◼従業員数 4,950人(NTT東日本グループ 35,500人)
◼ホームページ https://www.ntt-east.co.jp/