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多くの志・意思を一つに 新潟の医療現場を支える

代表取締役社長
阿部 篤仁

最近のトピックをお話しください。

 新潟県の医療に貢献していくために、医療機器の安定供給をさらに推進します。医療機関では収益悪化が切迫し、厳しい状況です。適正価格で効率よく安定供給できるよう、さまざまな方策を進めています。
 その一つとして、一昨年には新潟市南区白根にセンター倉庫を設けました。そのセンター倉庫をハブとして県内5カ所の営業所に供給しています。県内倉庫の総床面積は3,000坪、商品アイテム数は6,000種類、在庫総金額は約20億円の規模です。また、専用トラックで関東圏の各メーカーの倉庫まで商品を引き取りに行ったり、港からコンテナ単位で仕入れたりと、流通コストの削減と一括管理を実現しています。いずれ東北地方でも展開します。
 海外製の医療機器などは為替や社会情勢などの影響で高額化しており、日本が買い負けする場面も少なくありません。代替品を提供するなど、手術や検査を止めることがないよう努めています。またドライバー不足による「物流2024年問題」の影響で、メーカーの受発注締め切りが早まっています。メーカーとわれわれの間では電子受発注が進んでいます。しかし、病院と当社との間はいまだファクスか電話。DX化を進め、業務の効率化やコスト削減を図っていきます。厚生労働省が「医療機器等製品データベース」の構築を模索しているので、今後期待したいですね。

目指すところはどこでしょうか。

 安定供給と提案力、適正使用支援の強化を全面に出し、新潟を拠点とした東日本エリア最大級の医療機器販売会社に育てていきたいですね。
 営業力の向上には人材の確保が不可欠。そして「売る力」を引き出すのも会社の役割。営業を担当する社員に対し、能力に合った適材適所の配置を進めます。営業それぞれに専門性を高める研修を実施、今後はさらに協調性や連帯感を評価する制度を設け、提案力と営業力を高めていきます。人の身体を治すものを売る、社会貢献度の高い仕事です。ここで働く人たちには健康で幸せになってほしい。待遇も含め働きやすさナンバーワンを目指します。

若い頃の自分へのアドバイスは。

 「もっと早くから真面目にゴルフをしなさい」ですね。若いうちから始めると基礎が違い、今とは全く違ったスコアになっていると思います。
 もう一つは英語力を身に付けること。海外メーカーの責任者とダイレクトに話せれば、もっと良いコミュニケーションが取れると思います。

Overview [概要]

多くの志・意思を一つに交え、新潟の医療現場を支えてまいります
◼所在地 〒950-8701 新潟市東区紫竹卸新町1808‐22
TEL.025-272-3311 FAX.025-272-3321
◼創業 1916年
◼創立 1953年
◼事業内容 医療機器・理化学機器・福祉用具の販売・修理・レンタル
◼資本金 3,580万円
◼売上高 692億円
◼従業員数 790人
◼営業所 新潟・佐渡・長岡・上越・秋田・大館・横手・酒田・鶴岡・高崎・千葉・さいたま・熊谷・東京都港区・東京都江東区
◼グループ会社 クロスウィルグループ株式会社、株式会社アイメドテック、ジェイサービス株式会社、株式会社メディカル・ハーツ、クロスロード株式会社、丸木医科器械株式会社
◼ホームページ https://crosswill.co.jp/