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「人財」と最新技術に集中投資

代表取締役会長
野沢 慎吾

最先端技術を取り入れたセキュリティサービスが話題です。

 昨年発売した「セコムAI行動検知システム」は、AIを活用した監視カメラシステム。不審者侵入だけでなく転倒や脅迫行動などを認識し、管理者へ通知するサービスで、企業から問い合わせが増えています。
 個人向けでは、防犯ガラス「SECOMあんしんガラスSG」を昨年発売。強靭(きょうじん)な合わせガラス用中間膜「SG膜」を使用し、大型の破壊器具を使っても貫通させることは困難です。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)などによる凶悪犯罪が増えていますので「セコム・ホームセキュリティ」と組み合わせて利用してほしいです。

人材確保への戦略は。

 当社は、就業規則第1条に「会社の発展と社員の向上は一体不可分」との考え方を示しており、「人財」が最も重要な経営資源です。昨年は、警備事業の根幹である警備員の給料を約10%アップ。奨学金返還支援制度を導入しました。社員には親会社の譲渡制限付株式も付与しています。
 またセコムグループの研修に加え、当社独自の取り組みとして「スノーピークヘッドクォーターズ」(三条市)においてキャンプ形式の研修を実施。大自然の中、社員同士の絆が深まり、意欲向上につながっています。
 人財育成と労働環境整備に投資し、共生社会の一員として、地域と人の安全・安心を守り抜きたいです。

社会貢献活動にも積極的です。

 創業以来、「正しい仕事」「良い仕事」を通じて社会に貢献するという理念の下、地域に安全と安心を提供してきました。2013年から新潟日報社主催「みらい大学」に協賛し、子どもたちが地域の文化を深く学ぶイベントに積極的に協力しています。またそのご縁で、共生社会の実現に向けて、障がい者アートをレンタルする「まちごと美術館cotocoto(ことこと)」の活動を支援しています。本社ビル前のバス停に作品を展示、当社サイト「VRセコム上信越アートミュージアム」でも仮想空間で鑑賞できます。

若い頃の自分にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか。

 入社当時、周囲に気を使い過ぎ、いろいろ我慢することがたくさんありました。ですから「もっと意見を言い、自由にやっていい」と声がけしたい。それに、仕事ばかりで妻や子どもたちに寂しい思いをさせたと反省しています。「家族をちゃんと見守れよ」と言いたいですね。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-8557 新潟市中央区新光町1番地10
TEL.025-281-5000 FAX.025-281-0220
◼設立 1967年5月25日
◼事業内容 セキュリティ事業、在宅介護サービス
◼資本金 35億3,002万円
◼売上高 224億円(単体・2024年3月期)
◼従業員数 952人(単体) ※2024年3月期末現在
◼事業所 新潟県・群馬県・長野県内各所
◼グループ会社 セコムジャスティック上信越㈱、
セコムテクノ上信越㈱、セコム佐渡㈱
◼ホームページ https://www.secom-joshinetsu.co.jp