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「たのしい、おいしい、あたらしい」を追求

代表取締役社長
栗山 大河

4月1日に30歳で社長に就任しました。

 若いからこそ、従来に縛られない柔軟な発想を生かし、行動力を持って変革できると考えています。事業を通じ、米菓業界に貢献できるよう一生懸命に取り組みます。
 栗山米菓に入社して5年。この間ずっと、20年後、30年後の会社を誰よりも真剣に考え、未来につながる施策を実行に移すことが自分の役割と信じ、まい進してきました。当社には「ばかうけ」をはじめとした商品ブランド、そして人という大切な財産があります。その二つが自然と成長していく仕組みを構築するための施策に時間をかけました。
 昨年からマーケティングや製品開発部門の若手にプレゼンの機会を与えており、その中から新しい商品が生まれつつあります。お米と米菓にはまだまだ可能性がある。枠にとらわれず、斬新なアウトプットを求めて、ベテランと若手のアイデアを融合しながら展開していきます。
 人事施策では一昨年、評価制度をゼロベースで刷新したほか、女性社員のための制度を拡充した「働く女性応援パッケージ」をつくりました。全ての社員が年齢や性別に関係なくチャレンジして成長できる環境づくりに今後も力を入れます。

最近のトピックは。

 今年、AIイノベーション推進室を立ち上げました。全社的にAIなど最新技術を活用・導入していきます。当社の企業活動の原点であるステートメントは「たのしい、おいしい、あたらしい」。商品とサービスはもちろん、会社自体も時代の変化に対応し、常に新しいものを提供する姿勢を貫きたいですね。
 35年以上続く「ばかうけ」は、ブランド価値と生産効率を上げるため、この夏から新しい技術と製法を導入します。昨年からタレントを起用した広告も展開。この春、甘口カレー味が終了することに伴い掲載した、朝刊2面を使った広告は話題になりました。お客さまの生の声から生まれた「瀬戸しお」のウェブCMは、一般消費者が審査するコンクール「JAA広告賞」で入賞しています。

過去の自分にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか。

 「どんどんアグレッシブに失敗を重ねたほうがいいよ」と伝えたい。栗山米菓が大事にする倫理の中に「苦難福門」という言葉があります。失敗があるから成長につながる。失敗から学ぶことは大きく、人間としてのタフさにつながると、今の自分にも言い聞かせています。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-3134 新潟市北区新崎2661番地
TEL.025-259-2801 FAX.025-259-4880
◼設立 1949(昭和24)年2月5日
◼事業内容 米菓製造販売
◼資本金 8,677万円
◼従業員数 750人
◼工場・支社・営業所 新発田工場、中条工場、ばかうけファクトリー、東京本社、大阪営業所
◼ホームページ https://www.befco.jp