「知を結び、未来を拓く大学」学際的人材を養成
染矢 俊幸 氏
2月に第17代学長に就任しました。
学長として一番大切にしたいのは、新潟大学が「知の力で人と社会の未来を切り拓く」大学であることです。
新潟に立脚する大学として地域課題に向き合い、未来に貢献することは本学の使命です。同時に、国際的な視点で教育・研究の質を高め、国際社会に貢献する大学を目指します。
重要になるのが研究力です。社会に責任を果たすためにも、次世代の人材を育むためにも研究力は不可欠です。2024年度、本学は特定分野に強みを持つ地域中核大学の研究力強化を図る文部科学省の事業「J‒PEAKS」に採択されました。これを受け、「脳といのち」「食と健康」の2領域を軸に、今年、本格的に研究力強化を進めます。
教育は大学の根幹。地域や社会と深く関わりながら、学際的で実践的な学びの機会を充実させ、研究・教育・社会実装の循環を創出します。
地域共創や社会連携は。
本学は「共創」と「社会実装」を重視しています。医師不足や高齢化といった地域医療課題に対応するため、本学が開発したオンライン診療ツールが4月から本格稼働しました。
また、本学で開発された「新大コシヒカリ」の世界展開を進めており、その取り組みを発展させるために、4月に「国際環境コメ共創イノベーション拠点 iRICE(アイライス)」を設置しました。
2028年度には、本学とオイシックス・ラ・大地(東京)が共同で、大学院に実践型フードテックプログラムを創設する構想を進めています。国立大学が地域や企業とともに、地域課題の解決に取り組む人材を育成する日本初の試みです。
昨年度「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業(FLAGs)」に採択されました。
FLAGsは極めて挑戦的な取り組みで、「総合型」では全国4大学のみが採択されました。海外連携大学との国際ネットワークや共創イノベーションプロジェクトを大学院教育の実践の場として活用し、未来社会に革新を生み出す「博士イノベーター」を育成します。
4月には、文系と理系を統合した大学院総合学術研究科がスタートしました。学部から修士・博士へと安心して進学できる体制を整え、留学生や社会人大学院生の受け入れを進めます。
座右の銘をお聞かせください。
「努力と工夫」です。仕事も趣味もいろいろ工夫しながら、本気で取り組むことを大切にしています。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050番地 TEL.025-262-7500 FAX.025-262-6539 |
| ◼開学 | 1949年5月 |
| ◼学部・研究科 |
(学部)人文学部、教育学部、法学部、経済科学部、理学部、医学部、歯学部、工学部、農学部、創生学部 (大学院)総合学術研究科、医歯保健学研究科、現代社会文化研究科、自然科学研究科、医歯学総合研究科、保健学研究科、教育実践学研究科 |
| ◼学生総数 | 学部 9,980人 大学院 2,179人(2025年5月1日現在) |
| ◼卒業生総数 | 学部:126,832人(2025年3月31日現在) |
| ◼教員数 | 1,173人(2025年5月1日現在) |
| ◼ホームページ | https://www.niigata-u.ac.jp/ |

