顧客の進路を照らし変革にどこまでも伴走
髙野 聡史 氏
昨年10月に着任しました。新潟の印象はいかがですか。
前任地の群馬と違って海と港があり、物流が発達していると感じます。災害を経験し、原子力発電所もあり、安心安全への意識が高い。道路延長の長さは北海道に次ぐそうで、防災やインフラ保守などで当社がお手伝いできることがあると思います。
現在、災害時の要支援者、要介護者の個別避難計画の作成について、長岡市と一緒に取り組んでいます。
新潟でも顔認証システムの実用化に向けた動きがあるそうですね。
JR新潟駅の東改札で顔認証による改札の社会実験を行っています。NECの顔認証システムは世界最高レベルの評価を得ており、関西万博でも採用されました。
今年の課題についてお聞かせください。
昨年発表した価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」の展開を加速させます。NECの知見を共有し、お客さまのDX推進に伴走する取り組みです。当社では、2012年から構造改革に取り組み、自らを「クライアントゼロ(0番目の顧客)」として位置付け、デジタルを活用した業務プロセス改革・働き方改革を追求してきました。経営層・従業員が同じデータを共有・可視化し、意思決定スピードも飛躍的に向上しています。
このブルーステラのキーテクノロジーはNECで開発したAI「cotomi(コトミ)」です。このAIは日本語に特化し、医療や企業、自治体経営に強い特長があります。あらゆる場面で活躍しますが、先の基幹システムでいえば、何が重要な情報であるかを判断し、それを見落とさないようAIがサポートできるでしょう。実際に導入済みの病院では、診察後にかかりつけ医に行う申し送り文書の作成をAIで自動化しています。
企業には膨大なデータがありますが、デジタル化されていない業務も社内外の組織間には多くあると思います。デジタル化という小さな変化はその積み重ねによる試行錯誤を経て大きな変化をもたらしてくれます。「デジタルが当たり前」の世界を創ることに貢献していきたいと思っています。
座右の銘や大切にしている言葉はありますか。
「日々是(これ)精進」です。毎日少しでも、お客さまに寄り添えるよう、お役に立てるようにと努力することで、自分自身も成長できると考えています。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
新潟支店:〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ12階 TEL.050-3757-1311 FAX.025-247-6108 (本社:東京都港区芝五丁目7番1号 TEL.03-3454-1111) |
| ◼創立 | 1899年7月17日 |
| ◼事業内容 | ITサービス事業、社会インフラ事業 |
| ◼資本金 | 4,278億(2025年3月31日現在) |
| ◼売上高 |
単独 1兆9,812億円 連結 3兆4,234億円(2025年3月31日現在) |
| ◼従業員数 | 単独 22,271人、連結 104,194人(2025年3月31日現在) |
| ◼ホームページ | https://jpn.nec.com/ |
| (※概要はグループ全体) | |

