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走り続けて半世紀 佐渡で脱炭素事業にチャレンジ

理事長
中野 勇

昨年で法人設立30周年でした。

 勇樹会は児童福祉施設、老人福祉施設を運営する社会福祉法人です。事業を立ち上げたのは49年前の1977年。個人で開園した「中野乳児園」が始まりでした。95年に社会福祉法人となり今日に至ります。30年間は早かったですね。
 児童福祉施設は「子どもが主人公」をモットーとし新潟市、仙台市、佐渡市で保育園・こども園・子育て支援センターを運営しています。今年4月には長岡市出身で元競泳選手の中村真衣さんを「スイミングアドバイザー」として迎えました。
 保育業界は少子化の影響が避けられませんが、社会にとって重要な役割を担っています。だからこそ私たちはこれからも、地域の皆さんに喜ばれ「選ばれる園」を運営していきます。

介護事業はいかがですか。

 介護保険制度は、今後さらに「自立支援」を中心に据えた仕組みへと変化していきます。勇樹会が取り組む、科学的根拠に基づいた「自立支援介護」は、その流れに先んじて実践しているもので、介護の質を高める重要な役割を担うと考えています。水分摂取・活動量の増加・常食の摂取・自然排便の四つの基本ケアを、多職種で連携し実践してきました。
 7年前からの取り組みで見えてきたことは、お客さまが元気になることでご家族が喜んでくれるのはもちろん、職員の自信にもつながるということ。現場の職員が自分たちのケアに自信を持つことはとても大切だと常々感じています。
 従来のお世話型介護ではなく、「自立支援介護」こそが、これからの介護の標準。この流れを「追う」のではなく、「自ら切り開いていく」よう、これからも挑戦を続けていきます。

環境保全への活動も積極的です。

 勇樹会リサイクル研究所では紙おむつを資源とした事業を推進し、県や国から表彰されました。今後取り組むのは脱炭素です。環境省の「脱炭素先行地域」に選定され、2050年にCO2の排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンアイランド」を宣言した佐渡市において、新たな事業に取り組みます。佐渡島内の木を伐採し苗木を植える。伐採した木は木質ペレット燃料として使い切る。この新事業を通じて、バイオマスエネルギーの島内循環を実現し、地域の脱酸素化に貢献します。

座右の銘をお聞かせください。

 「挑戦」です。事業を始めてから今日まで、ずっと走りっぱなしです。何度も申請を却下されても諦めず、愚直に挑戦を続けてきました。

Overview [概要]

佐渡島内でのバイオマスエネルギー循環イメージ
◼所在地 〒950-0843 新潟市東区粟山706番地1
◼創業 1977年6月
◼事業内容 保育園、こども園、子育て支援センター、特別養護老人ホーム、通所介護(デイサービス)、短期入所生活介護(ショートステイ)、居宅介護支援
◼職員数 825人(2026年4月1日現在)
◼運営施設 保育園15園、こども園4園、特別養護老人ホーム3施設、通所介護(デイサービスセンター)6施設、短期入所生活介護4施設、居宅介護支援事業所4事業所、勇樹会リサイクル研究所
◼ホームページ https://yuukikai.com