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災害級の大雪に創業の思いさらに強く

代表取締役
町屋 敦司

今年は1月から各地で大雪が降りました。

 この冬は雪が多かったですね。3メートルを超える積雪がある地域もあり、これまでの冬とは雲の流れや風向きが違いました。複雑な地形も影響したと思います。全国で雪下ろし中の事故も相次ぎました。
 私は長岡市に暮らしていたとき、「五六豪雪」「五九豪雪」を経験。朝から晩まで雪かき、仕事はその合間という状態で、当時も多くの方が雪下ろしの事故で亡くなりました。それがきっかけで屋根融雪研究を始め、脱サラして起業しました。雪で困る人がいなくなるよう、現在まで研究開発を続けています。

融雪システムへの問い合わせが多かったのではないでしょうか。

 当社のホームページを経由して、富山、福井、鳥取など日本海側を中心にたくさんのお問い合わせがあり、全国40社以上の協力会社とともに対応しました。
 当社はかつて優良住宅部品の認定機関ベターリビングの試験において、床暖房の床上放熱効率で日本一の評価を得ています。そしてその技術を生かして開発したのが融雪システム「オンリーワン®」です。テフロンヒーターを用いた抜群の耐久性に加え、熱効率と省エネ性能の高さがポイント。融雪装置はヒーターなどからの熱で雪を溶かしますが、断熱の方法が未熟な場合は熱を断熱材などに逃がしてしまいエネルギーのロスが多く発生します。当社の「オンリーワン®」は、ほぼ100%のエネルギーを活用でき、電気料金も他社の半分程度に抑えられます。
 かつては全国に多数の融雪業者がありましたが、撤退、廃業などにより10分の1程に減少。世界一ともいえる豪雪地帯に住む人々に対して、国や電力会社のさらなる支援を望みます。

座右の銘や大切にしている言葉があれば教えてください。

 座右の銘ではないのですが、好きな言葉は「愚直」です。
 私はどうしても、そういう風にしか生きられないのです。仕事も同じで、長岡での経験から、雪下ろし中の事故を減らしたい、困っているお年寄りを助けたいという思いが一番にあり、さまざまな技術開発と性能向上を行ってきました。
 まず雪の問題をしっかりやる、薪(まき)ストーブは環境にいいからやり続ける。会社を大きくすることに興味はなかったですが、大手が撤退しても俺は続けるぞ、そんな思いで今日まで続けることができたのかと思います。

Overview [概要]

「オンリーワンⓇ」を応用し提案した「オンリーワンⓇ タイプF」
複雑な形状・特殊な屋根にも対応
◼所在地 〒950-0154 新潟市江南区荻曽根1丁目4番22号
TEL.025-382-0339 FAX.025-382-0343
◼創業 1991年3月
◼事業内容 暖房・融雪システムの開発、販売、施工、薪ストーブの販売施工、赤外線反射断熱材の開発、販売
◼資本金 3,000万円
◼従業員数 12人
◼県内外代理店 40社
◼ホームページ https://www.yukigunikagaku.co.jp