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コメの専門家として安定供給に尽力

代表取締役会長
野上 茂

今年で創業75周年ですね。

 当社は1951年に父が創業しました。コメは戦時下に制定された食糧管理法(食管法)により国が流通を管理していましたが、69年、政府経由ではない「自主流通米制度」が発足。近い将来の完全自由化を見据え、県外業者との関係構築を図っていました。95年に食管法が廃止されて以降も、地元はもちろん首都圏まで直接販路開拓の営業をしました。その後も量販店のプライベートブランド(PB)商品の受注に力を入れるなど、社を挙げた取り組みにより着実に取引先を拡大。現在の売り上げの柱は、創業当初より支持を得ている個人のお客さまと外食産業、量販店、病院食などを含む業務用です。
 2年前のコメ不足の際には既存の仕入れ先原料だけでは足りず、東北や北海道で新たな仕入れ先を開拓し、必要な量を確保。従来同様、注文に応えることができました。昨年12月には主に首都圏の委託精米工場を管理する埼玉事務所を設立しました。長岡本社と共に、一層のコメの安定供給に努めていきます。

強みやこだわりは何でしょうか。

 精米技術の研さんを重ね、産地から新潟米のブランド力を発信していることが認められ、2001年に優良米穀店全国コンクールで農林水産大臣賞を受賞しました。コメの消費と食料自給率の向上に寄与する活動を評価していただいたことは励みになりましたし、コメのプロとして大きな責任を感じました。
 コメに関する高度な専門知識と米穀商での豊富な経験を持つ人だけに受験資格があり、厳正な審査によって認定される「五つ星お米マイスター」は現在6人在籍。園児から中学生までの職場体験で当社を訪れる地域の子どもたちにコメの特長やご飯の魅力を伝えています。
 個人のお客さまには来店、電話、ネット通販など多様なルートで全国販売しています。売上が個人、外食産業、量販店のどれか一つに偏らず、バランスが取れていることが商売では大切だと考えています。

座右の銘をお聞かせください。

 「千載一遇」です。飛躍のチャンスを捉え、生かす力を培わなくてはなりません。家族経営の小さな米屋からスタートし、苦労する父の姿を見てきました。その父が亡くなった17年前に10億円の売上を達成。今期200億まで到達できたのは、これまで出会った人たちのおかげです。「素直・謙虚・情熱」が社訓ですが、威張らず、周囲の意見を糧に、情熱を持って生きることを心掛けています。

Overview [概要]

◼所在地 〒940-0087 長岡市千手2丁目10番20号
TEL.0258-32-0847
◼創立 1951年4月1日
◼事業内容 米穀卸・小売業
◼資本金 1,000万円
◼売上高 190億円
◼従業員数 50人
◼事業所 埼玉事業所
◼グループ会社 釜谷食品株式会社
◼ホームページ https://nogami-kome.jp