進化する技術で地域の暮らしと情報を守る
野沢 慎吾 氏
情報インフラが悪意ある攻撃にさらされています。
昨年は、企業への身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」攻撃が大きな話題となりました。これは、システムにハッキングを仕掛けてデータを暗号化し、元に戻すための身代金を要求する犯罪です。専門家によると、セキュリティの脆弱(ぜいじゃく)な部分を突いて外部からシステムに侵入することは比較的簡単で、しかも暗号化されたデータを戻すのはほぼ不可能とされています。
とはいえ、住居の防犯対策と同じでセキュリティを強化してハッキングを難しくすることは可能です。当社では、お客さまの公開されているインターネット資産に、ハッカーが侵入できるような穴がないかを調査し、改善策を提示する「アタックサーフェス調査サービス」を提供しています。長期的に継続して調査することも可能です。当社も気を引き締めて対策を講じています。
また、私が会長を務めている新潟県警備業協会では、新潟県警に毎年防犯機能付き固定電話を寄付し、特殊詐欺被害防止の啓発活動を行っています。ご自宅、あるいは離れて暮らすご家族のセキュリティに不安があれば気軽にご相談ください。
今年の主な取り組みは。
「セコムAI行動検知システム」の利点をお客さまに広く知っていただくことです。従来からある監視カメラは撮影が中心ですが、本システムは窃盗犯特有の動きを事前に察知したり、従業員の急な体調不良を検知したりと、さまざまなトラブルをAIが学習したパターンに照らし検知します。大型商業施設や工場、倉庫など、省力化が進んだ場所で社員とお客さまの安全を見守ることができます。他にも例えば、置いてはいけない場所に物があったり、あるべき場所になかったりすることを検知するなど、活用の幅を広げることができるのも特徴です。
座右の銘をお聞かせください。
会津八一の有名な扁額にある「これを養うこと春の如し」です。後漢の歴史家である斑固が書いた一節で、私の結婚式に駒形十吉氏が祝辞として贈ってくれました。春の柔らかな日差しのように照らし、育つのを待てというような意味です。私はせっかちなもので、その当時は響かなかったようで忘れていました。ところが当時の古い祝辞原稿を見つけてくれた方がいて、数十年ぶりにこの言葉と対面し、今は理解できるようになりました。
Overview [概要]
| ◼所在地 |
〒950-8557 新潟市中央区新光町1番地10 TEL.025-281-5000 FAX.025-281-0220 |
| ◼設立 | 1967年5月25日 |
| ◼事業内容 |
セキュリティ事業、 在宅介護サービス |
| ◼資本金 | 35億3,002万円 |
| ◼売上高 | 226億円(単体・2025年3月期) |
| ◼従業員数 | 960人(単体) ※2025年3月期末現在 |
| ◼事業所 | 新潟県・群馬県・長野県内各所 |
| ◼グループ会社 |
セコムジャスティック上信越㈱、 セコムテクノ上信越㈱、セコム佐渡㈱ |
| ◼ホームページ | https://www.secom-joshinetsu.co.jp |

