資産生かし地域に寄り添う価値創造を
白山 弘子 氏
昨年はどのような年でしたか。
上所駅(新潟市中央区)開業や上越妙高駅(上越市)開業10周年、越後湯沢駅開業100周年、「SLばんえつ物語」のご乗車100万人達成といった祝い事があり、イベント開催などで地域の皆さまと駅を盛り上げることができました。
また2024年春にリニューアルした新潟駅の商業施設「CoCoLo新潟」を起点に、万代エリアを回遊する人が増えたとの報道があり、この施設が街の魅力づくりに寄与できていると実感できました。今年は新潟駅万代口東側ホーム跡地のオフィスビル建設工事にも着手します。
23年から展開している燕三条駅構内の地方創生型ワークプレイス「JREローカルハブ燕三条」では、25年度の内閣府地方創生推進室「地方創生テレワークアワード」で優れた取り組みとして表彰されました。関東と燕三条エリアの2地域居住の推進など、地域貢献に努めています。
今年のトピックは。
上越新幹線の利用を促し、首都圏と新潟の人の流れを活性化していきます。そのために、コンテンツを軸にした流動創出を進めます。多様化する趣味や推し活などの目的を持った移動を後押しし、新潟のにぎわいにつなげます。
今年7月から9月までは、山形県など自治体と連携し、山形・庄内エリアを「重点共創エリア」として観光キャンペーンを開催します。同じく7月には、新潟支社が新潟、長岡、庄内の各事業本部に分かれ、より迅速に地域に寄り添った価値創造ができるものと考えています。
当社グループのソリューションを活用し、地域課題解決を目指す施策にも注力します。冬季の夕食時の混雑が大きな課題になっている越後湯沢エリアで、今年1月と2月の週末、東京から新幹線で駅弁を輸送。越後湯沢駅で販売し、好評を得ました。
新潟支社では昨年から長距離の高速飛行が可能なVTOL(垂直離着陸)型ドローンで沿線斜面の積雪状況などを調査しています。点検業務におけるDXは働き方改革にもつながりますので、さらに推進します。
座右の銘をお聞かせください。
和やかな空気がその場に満ちて、めでたい兆しをもたらすという意味の「満堂和気生嘉祥(まんどうのわきかしょうをしょうず)」です。仕事において、皆で前向きに心と力を合わせれば成果が出せるということだと解釈しています。今後も地域の皆さんの協力を得ながら、新潟でいい価値を創出し続けたいですね。
Overview [概要]
| ◼所在地 | 〒950-0086 新潟市中央区花園1丁目1番5号 |
| ◼設立 | 1987年 4月1日 |
| ◼事業内容 | 運輸事業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業、その他 |
| ◼資本金 | 2,000億円 |
| ◼社員数 | 44,790人 |
| ◼グループ会社 | 76社 |
| ◼ホームページ | https://www.jreast.co.jp/ |

