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新たな快適の実現へ「変わる、そして挑む」

代表取締役社長
大桃 満

社長就任から1年経ちました。

 昨年も社員の新型ウイルス感染予防対策を徹底し、事業活動への影響を最小限に抑えました。一昨年から原材料価格の高騰や、電子部品類の不足により調達に苦労しましたが、全社を挙げて取り組んだ結果、供給責任を果たすことができました。
 一方で、暮らしを楽しくする製品開発にも取り組みました。ポータブル電源でも使用できるファンヒーターは、当社のECサイト「コロナストア」で発売したところ、わずかな時間で限定500台を完売。また、JR東日本に協力していただいた「SLばんえつ物語」モデルの対流形石油ストーブも、企画台数の千台を完売しています。さらに上越新幹線開業40周年を記念し、2021年に定期運行を終えた2階建て車両「Maxとき」をイメージしたデザインの衣類乾燥除湿機を企画しました。こちらは昨年末から1月中旬にかけて新潟駅と燕三条駅に展示したところ、大きな反響をいただきました。

本年のトピックをお話しください。

 3月末に新ブランド「アウトフィールド」を立ち上げました。ポータブル電源対応のファンヒーターと、対流形石油ストーブ2種の3製品を企画。「フィールドベージュ」でカラーを統一しました。これらの商品もコロナストアで販売していますのでご覧ください。
 また、脱炭素社会への貢献に向け、ヒートポンプ分野の強化や新エネルギーの活用に向けた研究開発を進めるとともに、生産性向上と開発のスピードアップを図ります。エコキュート市場は、省エネ機器の普及や買い替え需要増を背景に拡大基調にあり、当社でも生産体制を強化するなど対応を進めています。今後は、経営とサステナビリティ(持続可能性)の融合に向け具体的な目標を設定し、全社一丸となって事業を推進します。
 昨年スタートした中期経営計画のスローガンは「変わる、そして挑む」。挑戦には固定観念を持たないことが大切です。まずは私自らが変化し、挑むところを見せなければと、目標を立て実行中です。今後は社員一人一人の良き変化と挑戦を人事評価制度に反映させ、士気を上げることにもつなげていきたいです。

新潟を元気にするためには、何が必要でしょうか。

 流入人口の促進でしょうか。「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されたら、観光で訪れる人の増加が期待できます。当社としてはブランド力と魅力を高め、U・Iターンの人を引き付ける企業でありたいです。

Overview [概要]

◼所在地 〒955-8510 三条市東新保7-7
TEL.0256-32-2111 FAX.0256-35-6892
◼創業・設立 創業:1937(昭和12)年4⽉ 会社設⽴:1950(昭和25)年7⽉
◼事業内容 暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造・販売
◼資本金 74億4,900万円(2022年3月31日現在)
◼売上高 786億4,800万円(2022年3月期)
◼従業員数 連結2,240人 単体1,677人(2022年3月31日現在)
◼⽀店・営業所 札幌⽀店、⻘森⽀店、仙台⽀店、北関東⽀店、⾸都圏⽀店、新潟⽀店、⾦沢⽀店、名古屋⽀店、⼤阪⽀店、広島⽀店、福岡⽀店他56営業所
◼グループ会社 ㈱新井コロナ、㈱今町コロナ、㈱栃尾コロナ、コロナサービス㈱、コロナ物流㈱、コロナリビングサービス㈱、⼤和興業㈱、㈱サンライフエンジニアリング、㈱コロナテクノ、㈱⾦⾠商事、札幌コロナ物流㈱、㈱コロナファイナンス
◼ホームページ https://www.corona.co.jp/