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「バディ経営」推進 さらなる飛躍

代表取締役会長執行役員
CEO 兼 CCO
山井 太

昨年から今年の変化についてお聞かせください。

 2025年から26年にかけては、スノーピークにとって大きな節目になりました。特に25年9月に発表した2人体制の「バディ経営」は、単なる体制変更ではなく、スノーピークがさらなる飛躍を目指すためのものです。私はこれまで経営の最前線に立ってきましたが、これからは創業家としての視点でブランドの本質を守り、磨き、とがらせていく役割を今まで以上に全うしていきたいと思っています。環境や社会の変化が加速する中で、企業も変わり続けなければならない。一方で、変えてはいけない理念もある。その両立に挑むことこそが、この「バディ経営」の本質だと考えています。新しい経営体制の下で、よりしなやかで強い組織へと進化していきたいですね。

今年、特に力を入れることは。

 今年は「つながりをつくる」ことに、より一層力を入れていきます。キャンプという枠にとどまらず、地域や文化と結び付いた拠点づくりを進めながら、自然と人、人と人が深く交わる場を広げていきたいと考えています。また、ブランドの核となるギアやアパレルは、一つ一つもっととがらせて、キャンプの手前にある、自然を感じて生きることの豊かさを伝える製品・サービス・体験を広げていきたいです。私たちが目指しているのは、単なる商品提供ではなく、その先にある体験価値です。国内外の拠点やサービスを通じて、共感し合えるコミュニティーを育てていくことが、これから重要になると思います。

どのような年にしたいですか。

 原点と未来をしっかりとつなぐ1年にしたいと考えています。私たちの使命である「人間性の回復」という理念は、これからの時代にこそ必要とされるものです。その価値を、より多くの人に実感してもらうために、ものづくりの質を高めると同時に、自然の中での体験そのものをさらに磨いていきたい。日本発のブランドとしてスノーピークの根底に流れているのは、日本らしい情緒的な自然観です。崩れ始めている地球のバランスを取り戻すためにも、「人間は自然の一部である」という、自然と共生する考え方を伝えていきたいです。世界中で分断が進む今だからこそ、人が自然の中でつながり直すきっかけをつくることに意味があると思っています。スノーピークとして、その役割をしっかり果たしていきたいですね。

Overview [概要]

Snow Peak HEADQUARTERS
◼所在地 〒955-0147 三条市中野原456番地
TEL.0256-46-5858代 FAX.0256-46-5860
◼創業 1958年7月
◼事業内容 アウトドア製品の開発・製造・販売、アパレル製品の開発・製造・販売、アーバンアウトドア事業、キャンピングオフィス事業、地方創生事業、グランピング事業
◼資本金 1,000万円(2024年8月30日現在)
◼年商(連結) 257億2,865万円(2023年1月1日~2023年12月31日)
◼従業員数 754人(2024年12月31日現在) ※臨時従業員を除く
◼拠点 〈日本国内〉Snow Peak HEADQUARTERS、Snow Peak Operation Core HQ2、Snow Peak Tokyo HQ3、大阪営業所
〈海外〉Snow Peak USA, Inc.、Snow Peak Taiwan, Inc.、Snow Peak Korea, Inc.、Snow Peak London, Limited.、Snow Peak Nature (Beijing) Cultural Development Co., Ltd.
◼ホームページ https://www.snowpeak.co.jp/