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最新のドローン技術で地域課題に新たな道筋を

代表取締役社長
大滝 充司

ドローンの活用が多様化しています。

 ドローンの社会実装が本格化した1年でした。熊の人里への出没が深刻化する中、新発田市と連携し、ドローンから30種類の音を発して動物の反応を調査する鳥獣対策のデモ訓練を実施。従来の災害協定は被害発生後の事後対応が主でしたが、鳥獣被害を未然に防ぐ予防的対応も加わり、ドローン活用の幅が広がっています。協定締結先は現在9市町村に拡大しました。また、一般社団法人えちごドローン協会には約30社が参画し、県内各地に拠点を設けてICT人材やドローンパイロットの育成を進めています。加えて報道機関との民間災害協定も視野に入れています。災害現場の空撮は報道にも利用可能で、民間同士の連携にも大きな可能性があると考えています。

近年の技術開発についてもお聞かせください。

 トンネル内で動く障害物を自律的に回避する「動的回避機能」搭載ドローンの実用化を進めています。静的な障害物を避ける技術はありましたが、動くものをリアルタイムで回避するのは世界初レベルです。数年前にカーネギーメロン大学の研究者と共同で着手し、いまだに追随する技術は出ていません。現在は販売に向け、課題を一つずつ検証している段階です。

今年のトピックをお話しください。

 80キロの物資を積載可能な大型ドローンを間もなく導入します。災害時の物資輸送から山小屋・建設現場への資材運搬まで、ヘリコプターに比べ安価かつ柔軟に対応できます。お客さまである建設業者から求められる技術は年々高度化・多様化しています。現場の声こそが私たちの創意工夫の源泉であり、そのニーズに応え続けることが最大の経営課題です。海外の展示会なども視察し、世界の最新技術を吸収していきたいと考えています。

座右の銘をお聞かせください。

 「唾面自乾(だめんじかん)」です。顔に唾を吐かれても拭わず、自然に乾くのを待てという中国の故事に由来する言葉で、一にも二にも我慢せよという教えです。情報過多の時代、隣の芝生が青く見え、自分の置かれた環境を十分に理解しないまま仕事や責務から離れてしまう人が少なくありません。しかし我慢を続ければ、濡れていたものがやがて乾くように必ず環境は変わります。嫌だった仕事が、実は天職だったと後で気づくこともある。地に足の着いた実践的な言葉こそ、経営者には必要です。

Overview [概要]

新社屋エントランス
◼所在地 〒956-0015 新潟市秋葉区川口2000番地
TEL.0250-24-4648 FAX.0250-24-4674
◼創業 1998年5月15日
◼事業内容 土木建築サービス業(i-Construction & BIM/CIM/設計/計測・測量/補償コンサルタント/調査/建築設計/不動産業/建設業)
◼資本金 4,000万円
◼売上高 15億3,540万円
◼従業員数 130人
◼支社 関東支社、東北支社、関西支社、嵐の湯秋葉店、健康一番開運堂
◼グループ会社 ㈱福地設計、㈱スカイフォトサービス、㈱トップライズ関東、㈱アースプレイス
◼ホームページ https://www.toprise.jp/