ホーム > 株式会社 新潟クボタ

「新潟クボタらしさ」模索し新しい地域農業開拓

代表取締役社長
吉田 丈夫

昨年度のトピックは。

 2030年までの中期計画とその先の長期計画を策定し、これに沿って事業部を再編しました。農機販売を第一営業本部、近年多角化してきた米穀肥料、農業施設、車輌などの事業を第二営業本部に分けました。第二営業本部では今後「新潟クボタらしさ」を追求し、新たな事業創出を目指します。
 昨年の農林業センサス(速報値)によると県内の農家経営体数は15年前と比べて半減しました。一方、耕地面積は大きく減っているわけではなく、経営面積20ヘクタール以上の経営体数は2倍以上に増えています。大規模な経営体を支援していくのであれば、決して先細りではありません。中・長期計画ではここにポイントを置きました。

今後の目標をお聞かせください。

 コメ価格高騰の影響で新たな設備投資に踏み切る農家が増え、売上高が初めて200億円を超えました。今後はこの売上高を維持しつつ利益率を上げていくことが目標になります。
 自動運転の農業機械「アグリロボ」は昨年43台売れ、累計販売台数は70台。今年は累計100台に達するでしょう。地道に実演を続けた成果がやっと表れました。今年はクボタの技術を実証するアグリベース(村上市)の一層の活用策を検討します。また、計画的に設備投資を行う生産者に必要なのは農機だけではありません。そうした可能性の模索を第二営業本部で行っていきます。

社内での取り組みは。

 社員の働きがい、安全のための投資は惜しみません。人材確保のためにも物価上昇を見据えた賃上げを継続しています。また、熱中症を予防し涼しい環境で作業できるよう、昨年は半数の整備工場にエアコンを設置しました。残りの工場にも今年中に設置を完了する予定です。
 加えて女性や高齢者、全社員が個々の能力を発揮できる仕組みづくりも進めています。社内では社員発案、自由参加の研修「サービスの虎」を始めました。先日のテーマは洗車。ルーティン作業ながら所要時間と精度に大きな差が出る仕事というのは無数にあり、これを高度に平準化する試みです。従来の社員研修では出てこない発想で、「新潟クボタらしさ」をつくる上でも今後大事に育てていきたいと考えています。

座右の銘をお聞かせください。

 「天道は是か非か」。高校生の時に読んだ「小説十八史略」にあった言葉で、自明のことはなく、常に問い続けることを大切にしています。

Overview [概要]

自動運転農機アグリロボトラクタMR1000A【有人仕様】
◼所在地 〒950-8577 新潟市中央区鳥屋野331番地
TEL.025-283-0111 FAX.025-283-0121
◼創業 1964年2月
◼事業内容 クボタ農業機械・エンジン・農業用施設機械・建設機械・住宅機器・緑化関連機器・一般自動車等の販売及び修理・整備、中古農機買取、肥料農薬の販売、建築工事及び一般住宅の販売、各種自動販売機の設置及びメンテナンス
◼資本金 1億8,000万円
◼従業員数 429人(2026年4月1日現在)
◼営業所 県内22営業所(出張所含)、大型サービスセンター(県内4カ所)
◼ホームページ https://www.niigatakubota.co.jp/