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継続と変化の両輪で地域に根差した医療を守る

病院長
渡辺 健寛

4月に病院長に就任しました。

 大平前院長の7年間のリーダーシップの下、ウイルス禍を乗り越えました。私は経営戦略担当の副院長として経費削減委員会を立ち上げ、院内の運営効率化に幅広く取り組みました。職員からも自発的な改善提案が相次ぎ、組織全体でコスト削減や当事者意識が根付いてきたのを肌で感じています。

本年度の方針をお聞かせください。

 前院長が築いた体制を継承しながら、さらなる安定経営を目指します。6月施行の診療報酬改定の結果を7月に精査し、急性期病棟と障害者病棟の2本柱を維持しつつ、新機器・設備への投資など、攻めの経営へと歩みを進めていきます。また新たに専門的な看護外来を開設し、患者さんとご家族を支援します。重症心身障害児(者)や神経難病患者を受け入れる障害者病棟は常に満床で、他の病院では担いづらい医療を提供する当院ならではの使命があります。また、30床ある結核病床を一般病床10床に再編する計画が進んでいます。結核患者への隔離対応を維持しつつ、空床時には一般患者にも活用できる柔軟な運用が可能となります。
 地域貢献としては、一般の方に向け、パーキンソン病・てんかん・認知症・肺がんなどの市民公開講座をオンライン・対面開催とも精力的に展開します。昨年大変盛況だった病院祭も継続します。

人材への取り組みはいかがですか。

 基幹型臨床研修病院として初めて研修医を受け入れ、脳神経領域を志す医師が関東の国立病院機構グループ病院と連携しながら2年間の研修を積んでいます。
 職員の働き方では、全職員の育児・介護休暇の取得を後押しするとともに、短時間勤務制度をさらに充実させ、少子高齢化時代に対応していきます。昨年度の新卒看護師の離職者はゼロ。本年度も継続すべく、新人教育体制の強化にも取り組みます。職員には「笑顔と挨拶」を呼び掛けており、職員の笑顔が患者・家族、そして新潟市西区全体の活力へとつながっていくことを願っています。

座右の銘をお聞かせください。

 「継続は力なり」です。小学校から取り組んだ長距離走での実体験がこの言葉に通じています。毎日コツコツ練習を積むことでベストタイムを更新し続けました。ただし継続だけでは不十分で、状況に応じた変化が不可欠とも考えています。チーム西新潟で合意を得ながら柔軟に方針を見直し、継続と変化を意識しながら、病院を前へ進めていきます。

Overview [概要]

◼所在地 〒950-2085 新潟市西区真砂1丁目14番1号
TEL.025-265-3171㈹ FAX.025-231-2831
◼設立日 2004年4月1日
◼事業内容 病院(呼吸器疾患、脳・神経疾患)
◼診療 呼吸器内科・呼吸器外科・脳神経外科・精神科(てんかん)・脳神経内科・神経小児科・小児整形外科・整形外科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科(佐藤暢夫)
◼運営事業 療養介護事業所「さくら」、児童発達支援・放課後デイサービス・生活介護事業所「あかしあ」、訪問看護ステーション
◼職員数 575人
◼病床数 400床
◼ホームページ https://nishiniigata.hosp.go.jp/